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ダイナミックで美味しい「アメリカンBBQ」!今年の夏は「ビア缶チキン」で盛り上がろう!!

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ダイナミックで美味しい「アメリカンBBQ」!今年の夏は「ビア缶チキン」で盛り上がろう!!

前回に引き続き、私が実際にキャンプで作った「アメリカンBBQ」メニューのご紹介です。キャンプ飯の中でもインパクト抜群、見た目も味も大満足の料理といえば「ビア缶チキン」! 丸鶏をビール缶に突き刺して豪快に焼き上げるこの料理は、キャンプ場でも注目を集めること間違いなし! 今回、初心者も失敗しにくい「ビア缶チキン」の作り方とコツをご紹介します。

「ビア缶チキン」ってどんな料理?

今回はWeberのジャンボジョーで2羽のビア缶チキンを作ってみました(笑)

ビア缶チキン(Beer Can Chicken)とは、鶏の丸焼きの一種で、調理の際にビールの缶を鶏のお尻に差し込んで立たせた状態で加熱するユニークな料理です。見た目のインパクトと、ジューシーな仕上がりでBBQやキャンプの人気メニューのひとつです。

用意するもの

●丸鶏(中サイズ1.2㎏~1.5㎏程度)

中抜きの丸鶏(中サイズ1.2kg~1.5kg程度)を購入しましょう。業務スーパーやCostco、ネットでも購入できます。1羽1000円~2000円で購入できると思います。お肉屋さんに注文することも可能のようです。

※2kg以上の丸鶏になってくるとグリルの蓋がしまらなくなりますので、グリルのサイズに注意して購入してください

ビール(350ml缶)

ビールはお好みの缶ビールで大丈夫です。バドワイザーを使うと見た目もアメリカンな感じにります(笑)。今回、私は飲み口が大きいアサヒの生ジョッキ缶を使用しました。

スパイス(市販のスパイスで可)・オリーブオイル・レモン汁

蓋つきのグリル・スモーカーまたはダッチオーブン

今回もキャンプに持ち運び可能な蓋つきのグリル「Weberのジャンボジョー」を使用しています

グリルに必要な炭(ブリケット)

Weber(ウェーバー)のブリケット。材質は天然木100%(無添加の圧縮木炭)で無煙に近く、クリーンな燃焼。食材の香りを邪魔しにくいのが特長です

トング・耐熱手袋・温度計

トングと耐熱手袋は、安全に肉をひっくり返したり、お皿に移したりするためのアイテムです。温度計は肉親温度を測る際の必須のアイテムですので必ず準備してください。

トレイ・つまようじ

トレイは下準備の際、丸鶏を置いて作業でき、周りも汚れにくくなります。つまようじは丸鶏を焼く前に首の部分を閉じるために便利なアイテムです。

ナイフ(包丁)・フォーク・まな板

焼きあがった丸鶏を切り分けるアイテムです。

ビア缶チキンの作り方

(1)鶏の下準備

丸鶏は冷蔵庫から出して常温に30分ほど置き、全体の温度を均一にします。首側とお腹側の余分な脂肪を取り除き、流水で内側・外側を丁寧に洗ったあと、キッチンペーパーで水気をしっかり拭き取りましょう。

レモン汁を振り、スパイスを用意したら、まず皮の外側から、そして手を使って内側にも丁寧にすり込みます。最後に全体にオリーブオイルを塗って、パリッと仕上がる下準備が完了です。

スパイスは日本バーベキュー協会の「UMAMI RUB」と「黒瀬スパイス」を使用しました(2)ビール缶の準備

350mlのビール缶を開けて中身を半分ほど飲むか、別容器に移します。(後ほど)火にかけた際、熱せられたビールの蒸気により内部から蒸し焼きするイメージです。

丸鶏は重さもあるため倒れやすいです。写真のようなビア缶チキン用のスタンドがあれば安定するので、使用をオススメします。ネットで1000円くらいで購入可能です(3)鶏とビール缶の合体

ビール缶をスタンドに挿し、丸鶏のお腹側から挿し込みます。鶏の脚をうまく使って3点で自立させるように立たせ、転倒しないよう注意します。このとき、缶がしっかり鶏の中心に入っていることを確認しましょう。

丸鶏のお尻にしっかり缶を差し込んでください

つまようじは丸鶏の首から蒸気が抜けないよう、ハリで縫うように留めておきます

下に垂れ下がっている手羽は、背中に回し引っ掛け、胸を張らせれば見栄えがグッとよくなります。また、そうすることで、手羽先の焦げ付きの防止と、熱が通りにくい脇の下にも熱が入りやすくなります(4)焼き工程

左右に炭(ブリケット)を分けて中央に鶏を置く「間接焼き」が基本。ガスグリルやダッチオーブンの場合も、直火を避けてゆっくり加熱します。蓋を閉めて温度を150~180℃程度にキープしながら、約75~90分間焼きます。途中、30分ごとに鶏の向きを変えると焼きムラを防げますよ。

炭(ブリケット)をグリルの両脇に配置します。その間に丸鶏を配置します。丸鶏の下にアルミトレイなどを敷いておくと、肉汁によるグリルへの汚れを軽減できます
※今回2羽一度に焼いているのでギュウギュウなっていますが、1羽では余裕をもって焼けます(5)焼き上がりの確認と休ませ

肉用温度計を鶏のモモ肉の一番厚い部分に刺して、中心温度が75℃を超えていればOK。竹串を刺して透明な肉汁が出れば火が通っています。
焼き上がったら火から下ろし、缶がひじょうに熱いため、耐熱手袋とトングを使って慎重に取り出します。アルミホイルを軽くかけて10分ほど休ませれば、肉汁が落ち着いてジューシーさが保たれます。

こんがりいい色に焼けました

「ビア缶チキン」は見た目のインパクト、味の満足度、そして作る楽しさがそろったキャンプ飯の王様! 少しの準備で一気にキャンプのレベルが上がります。次のキャンプでは、ぜひ「ビア缶チキン」に挑戦してみてください!

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レポーター

プロフィール:O-chan
オートキャンプが大好きな九州在住の50代のオジサンです。おもに九州地方のキャンプ場へ、愛車を自由に転がしながらキャンプを楽しんでいます。グループやファミリーキャンプの際は、私が作った料理が美味しいと喜んでもらえるよう、日々キャンプ飯の勉強をしています。その分、ソロのときは手抜きしまくりですが(笑)。「手軽に本格的」がモットーで、これまでの経験で喜んでもらえたメニューの紹介や九州地方中心のおすすめのキャンプ場の紹介など、何か少しでもみなさんにオートキャンプでの楽しみを伝えることができればよいかな…と思ってます。

 【肩書】
 ・日本オートキャンプ協会インストラクター

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