「ローストビーフ丼論争」に投下された〝上下逆転丼〟が衝撃的 現在は提供終了も...後継メニューの迫力抜群
ローストビーフ丼――インターネットではしばしば論争になるテーマのひとつだ。
米には合わないとか、いやいややっぱり美味しいんだとか、2025年1月7日もX上は大盛り上がり。そんな中、衝撃的な1皿がタイムラインに投下された。
「ローストビーフ丼が定期的にディスられてるので、肉を盛りすぎて米との上下関係が逆転したローストビーフ丼の写真でも載せとくか おいしいよ」
Xユーザーのケイネすけ(@Kaynethkay)さんがそんなつぶやきと共に紹介したのは......えっ、なにこれ?
「ローストビーフ丼」だそうだが、下にあるのはローストビーフの方。皿いっぱいに敷き詰められたお肉の上に、ライスや卵黄、野菜などが乗せられている。
この「上下逆転」したローストビーフ丼、一体どこで出会ったのだろうか。Jタウンネット記者は7日、ケイネすけさんに話を聞いた。
サラリーマンに大人気
ケイネすけさんが〝上下関係が逆転したローストビーフ丼〟を食べたのは2019年7月。ランチタイムに訪れた「ビストロ炭焼肉酒場チキンレッグ中野店」(東京都中野区)でのことだった。
「肉の海の上に付け合わせのような顔でちょこんと乗っているライスに思わず笑ってしまいました」(ケイネすけさん)
20日、チキンレッグ中野店の店長に話を聞いたところ、ケイネすけさんが食べたのは「ローストビーフ丼海盛り」。つまり、間違いなく「ローストビーフ丼」として提供されたメニューらしい。
店仕込みのこだわりのローストビーフを丁寧に薄くスライスし、直径約30センチメートルのおぼんに敷き詰めているそうだ。
「元々ディナーメニューの1つとして提供していたのですが、2019年当時ローストビーフ丼が巷で流行っていたのでその流れでランチメニューの1つとして始めました」(同店長)
ただ、サラリーマンを中心にとても人気のあるメニューだったものの、2025年1月現在はすでに提供を終了しているという。
「提供時間の速さ、食べやすさ、かつ普段のランチより少し特別感のあるローストビーフというもの、見た目のインパクト、などの理由から常連さんになってくれるリピーターの方がほとんどでした」
と店長は提供当時を振り返った。
インパクト絶大のローストビーフ丼海盛りに出会えないのは残念だが、今は「ローストビーフ定食大」が提供されている。として、ご飯・汁物・小鉢がついた定食スタイルのメニューだ。
「海盛り」から定食スタイルに変更した理由は、女性でも食べやすい形を求めたことと、「より馴染みのある定食という形にすることでローストビーフというものを気軽に食べてもらいたい」という思いがあったから。
「ローストビーフの海に溺れてみたい!」という人は、一度足を運んでみては?