ひとつ飾るだけで部屋の空気が変わる―芦屋『パリ6区』で暮らしを彩るアンティーク雑貨選び 芦屋市
時の流れを感じさせる深みのある色合いや独特の雰囲気を持つデザイン。それぞれの時代の背景や流行も感じ取れる古い日用品や道具は、どこか懐かしくあたたかな魅力を放っています。
東山町(芦屋市)にある『パリ6区』は、ヨーロッパを中心としたアンティークやブロカントを扱う隠れ家的な雑貨店。
場所は、グルメセレクトショップ<グランドフードホール>を背に線路の方に目を向けると、ぽつんと置かれた小さな看板を目印に進み、さらに突き当りを右へ曲がると鮮やかなブルーの門扉が見えます。
外国の街を歩いている途中に迷い込んだ裏路地にあるお店のような佇まいが期待を膨らませます。
そっと扉を開けると…店内には所狭しと置かれた日常雑貨をはじめ、食器やアクセサリーなど、見ているだけでわくわくするようなアンティーク品がずらり。
アンティークを扱うようになったきっかけは、オーナーが幼い頃、フランス・パリ6区に居住していた叔母様の影響があると言います。
現地から届く素敵な絵ハガキや、“古いもの”を大切にするフランス人の暮らしや文化を聞くうちにパリジェンヌのようなライフスタイルに憧れを抱くようになったのだそう。
アンティークの魅力は唯一無二の個性。大量生産では見られられない繊細なデザインやモチーフを眺めながら、どこからやって来たのか、誰が使っていたのかなど、その時代を想像する楽しさもあるのだとか。
聞いているとなんだかハードルが高そうな気がしますが、同店ではふだんの暮らしに取り入れやすいカジュアルな価格帯のものや、古いパーツを再利用したアクセサリーなど時代に関係なく気軽に使えるものも揃えているそうです。
朝を迎えるのが楽しみになりそうな日常雑貨は一つ一つ表情も違います。お気に入りをひとつ飾るだけでがらりと部屋の空気が変わりそう。
「デザインや色は好きだけど、どう使ったらいいのかわからない」と聞かれることもしばしば。わからない時は遠慮なく聞いてくださいね、とのこと。いろいろな話をしながらアドバイスもしてくれます。
家にあるものと組み合わせたり、インテリアのアクセントとして好きなものを自分らしく楽しむのがパリジェンヌの暮らし方。心ときめくアイテムがいっぱい詰まった宝箱のようなお店は一度訪れるときっと夢中になるはず。
これからは実店舗の営業以外に百貨店のフェアやマーケットなどにも出店を予定しているとのこと。気になる方は公式SNSでチェックしてみてくださいね。
店舗
Paris6e(パリ6区)
(芦屋市東山町3-10 )
営業時間
11:00~18:00
問い合わせ
050-3709-6140