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今年は2月2日に節分祭 年男・年女による豆まきなどが各神社で

サンデー山口

古熊神社節分

 2月3日のイメージが強い節分だが、2025年は4年ぶりに2月2日(日)になる。前回この日になった2021年は、1897年以来124年ぶりの出来事で、2月3日以外になるのも1984年(2月4日)以来37年ぶりだった。
 「節分」は「季節を分ける」という意味の雑節で、本来は各季節の始まりとなる立春・立夏・立秋・立冬の前日を指している。そのうち、旧暦で新年の始まりと重なる立春の前日だけが、節分行事として残ったといわれる。立春などの二十四節気は、地球と太陽との位置関係によって決まる。そして、地球の1年(365日)に対して、地球が太陽の周りを公転する周期は365日+約6時間のため、1年ごとに暦のずれが生じている。これは閏(うるう)年などで補正されており、昨年が閏年だった今年の立春は2月3日(月)となった。 
 山口市内の神社などでも、2月2日に節分祭や厄除け神事が執り行われる。

 ※追儺(ついな)役は順不同、敬称略

       

     

【古熊神社】(山口市古熊1)
 「開運厄除星祭祈祷」(予約不要)が、午前9時から午後8時まで随時行われる。名物の天神草もち、石焼き芋、甘がゆも販売される。
 殿前の石段には、チガヤで作った輪にオニカズラを巻き付けた輪「すがぬけの輪」が設置されており、八の字にくぐることで、罪やけがれを払い清め、立春を迎えることができるという。そして、年男・年女による豆まきともちまきは午後6時から。追儺役は次の皆さん。
 宮川力▽石山克之▽平田起美男▽北條栄作▽松尾英治▽上原幸枝▽岡部達矢▽川上雄司▽岡藤恵▽中嶋孝子▽神田京子▽石塚直彦▽首藤将人▽山根徹▽鳥元亜有未▽柳井綾▽米本真実▽田中わらび▽有持湧矢▽黒川晃匡▽福田貴一▽山根結斗

  

【山口大神宮】(山口市滝町4)
 厄年の人や、各家庭の厄を祓う「厄除け・星まつり」祈願(前日までに要予約)が実施される。午後7時からの祭典後、裃(かみしも)や法被(はっぴ)姿の年男・年女による豆まきがある。参拝者には社殿の前で福豆が配られる。
 午後3時までに古いお札やお守りを持って行くと「お焚き上げ」をしてもらえる。景品がもらえる福引「福寿くじ」(1回200円、午前9時~午後7時)もある。追儺役は次の皆さん。
 小倉淑夫▽藤井和幸▽野村隆▽岩﨑光男▽小山哲彦▽岡村文和▽木原康博▽福田修平▽倉橋桜▽金子凛香

    

【出雲大社山口分院】(山口市維新公園6)
 くぐると厄が落ちる茅の輪が設置。厄を祓う「厄除け・星祭り」や、家内安全や無病息災、交通安全などの「諸祈願」(予約不要)が斎行され、甘酒の接待や恵方巻の販売がある。豆まき・もちまきは午後7時からで、景品がもらえる福引(1回300円)も行われる。追儺役は次の皆さん。
 秋本邦彦▽周田修▽巨海裕定▽斉藤茂▽中村伸一▽手島絵梨▽青野紘子▽本馬里沙▽巨海裕典▽綿谷啓美▽天野望美▽多田和叶

 

【今八幡宮】(山口市八幡馬場)
 午前9時から午後7時まで、家族の厄除けや家内安全を祈る「星祭り」(予約不要)が執り行われる。参拝者には「福豆」が配布され、ぜんざいの接待もある。

    

【仁壁神社】(山口市三の宮2)
 午前9時から午後5時まで「星まつり・厄除け」(予約不要)がある。ぜんざいの接待も。午後7時からの祭典の後、年男・年女による福豆・福しゃもじまき(雨天の場合は手渡し)。古いお札などは「お焚き上げ」してもらえる。

昨年の仁壁神社では豆を手渡し

  

【神福寺】(山口市八幡馬場)
 除災招福を祈願する「星祭り節分会」が午前10時半から実施される。終了後には、福豆やお菓子などの「開運豆まき」もある。

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