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子どもが思春期を迎える年齢になると、心だけではなく身体的にも変化が見られるでしょう。大人に向かっていくための準備とも言えるでしょうが、こうした時期は周囲との人間関係にも悩みが多くなる頃かもしれません。先日ママスタコミュニティのあるママから、こんな相談がありました。

『小学高学年の子どもは、体操服や給食服が入っているバックを金曜日に持ち帰ります。その中にメモ用紙が入っていました。「ニキビやばっ」とだけ書かれていました。ニキビができはじめて本人は気にしているから、本人が書いたとは思えません。メモも見たことのない用紙です。字は物差しで引っ張って書いた感じでした。洗濯する際に私が気づき、本人も悩んでいることなので本人には聞いていません。悲しい思いさせますが、本人に見せるべきでしょうか？』

学校から持ち帰ったバッグの中に、ニキビに関するメモが入っていたそう。とても傷つくようなことが書かれていますから、見つけた瞬間は投稿者さんもショックを受けたのではないでしょうか。本人もニキビを気にしているそうなので、メモについて本人に話すべきかどうかを悩んでしまいますね。このような場合、他のママたちならどう対処するのでしょうか。

子どもに直接聞いてもいいけれど……

『うちなら聞くな。何これ？　と。聞くか聞かないか、どんな風に聞くかも、親子関係によるよね』

子どもが気にしていることとはわかっていても、直接確かめるとの意見もあります。でもそれができるのは、普段から親子の会話があり、子どもから悩みの相談を受けるなどしていてこそ。親子の間に信頼関係があるからできることでしょう。またこうしたメモの内容を子どもがどう受け止めるかなど、子どもの性格によっても対応は変わってきそうです。

メモのことは知らせないで、学校や友達のことを聞く

『私だったら「ニキビのことでお友達に何か言われたりする？」と聞いてみるかな。そのメモを見たというのは隠してね』

『子どもにはメモは見せないけれど、ニキビのことで嫌なことを言われていない？　と聞く』

もしかしたら、子どもは学校で友達からニキビについて何か言われているかもしれません。もしそうであっても子どもからは言い出せないこともあるでしょうから、それとなく聞いてみるのもよさそうです。その際はメモが入っていたことは伝えずにいるとの意見もあります。もし何か言われたことがあれば、子どもから打ち明けてくれる可能性もあるでしょう。一方で本人もニキビを気にしている様子なので、ニキビの話をすること自体嫌がるかもしれません。その場合には、子どもの様子から判断することになりそうです。

学校に相談するのがよさそう

『うちなら子どもに最近どう？　みたいに軽く様子をうかがう。その返事の様子で何も言わないでおくか、先生に話すかを決める』

子どもに友人関係について質問をしたとき、子どもが煮え切らないような態度をとったならば、何か悩みを抱えている可能性もありますね。でも子どもが自分で話さない以上、親には話したくないことなのかもしれません。本人が何か話したくなるまでは、親からは何も言わずに様子を見るのも一つでしょう。一方で何か困っていることを打ち明けてくるようであれば、先生に相談するなどの対応策を提案できますね。

『私なら学校に相談する。誰かが入れたんでしょ？』

『物差しで引っ張って書いたような字って……』

今回の場合は物差しで引っ張ったような字で書かれていたとのことなので、手紙を書いた人も特定されたくなかった様子がうかがえます。直接ニキビについて言うのではなくメモを使って攻撃をしているわけですから、陰湿に感じてしまうのも無理はないですよね。このまま放っておくと、こうした嫌がらせがエスカレートしてしまう恐れもあります。 ニキビは、できている本人が1番辛いはずです。治したくてもなかなか治らないこともありますから、本人の努力だけでどうにかできるものではないでしょう。そうしたことについて攻撃的な言葉を投げかけるのは、気になる問題といえますね。場合によっては学校に相談をして、先生に状況を伝えることも必要かもしれません。メモを書いた人を見つけるというよりは、これ以上深刻なことにならないように、様子を見守ってもらうなどの対応をお願いしてみてはいかがでしょうか。