西が岡小 地域とコラボのパン販売 育てたトマトを活用
泉区・西が岡小学校の個別支援学級「5組」の児童たちがあす9月27日(金)、岡津地域ケアプラザで地域とのコラボパンを販売する。校内で育てたトマトを使ったパンで児童らは「地域に笑顔を」と意気込んでいる。
スポーツきっかけに
5組では総合的な学習として、地域とのかかわりを重視した取り組みを続けている。昨年度は「スポーツで地域を元気に」をテーマに、岡津地域ケアプラザで高齢者を招いたスポーツ交流会を開催した。
今春、5組では校内でトマトを育てるにあたって、交流会で知り合った地域住民の協力を得たという。子どもたちのトマトは順調に実をつけ、6月からのべ約200個のトマトが収穫できたという。これをさらに地域に還元しようと、トマトを使ったパンづくりと販売会が企画された。
あす岡津CPで
実際のパン作りはケアプラザの紹介で旭区の地域活動ホーム「サポートセンター連」の協力を得られることに。19日にはクラスで試食会も実施して仕上がりを確認した。
試食会では値段を250円にすることのほか、収益を募金に寄付することなどについて話し合われた。
担任の山中健治教諭は「子どもたちには貴重な職業体験にもなり、また地域の方たちに学校の取り組みを知ってもらう機会になれば」と語った。パンの販売は9月27日の午前11時30分から。