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プロレス・格闘技ファン必見! 後楽園ホール徒歩圏内の大衆酒場『遠州屋』が穴場すぎる【DASH・チサコの 飲んだらYABAI!】

さんたつ

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センダイガールズプロレスリング所属の女子プロレスラー、DASH・チサコ。パイプ椅子や脚立を使った“ハードコア”と呼ばれる試合形式を得意とし、その激しくも美しい闘いぶりで「ハードコアクイーン」の異名をほしいままにする。プライベートでは、無類の酒好き。ハイボールと老舗酒場をこよなく愛する彼女が足しげく通う、とっておきの酒場——今回は、春日にある『遠州屋』をご紹介!

遠州屋(えんしゅうや)

串でも煮込みでも堪能できる、新鮮なもつ

何はともあれ、まずは乾杯! メガハイボールは800円と安い~。

水道橋の後楽園ホールは「格闘技の聖地」と呼ばれていて、自分がプロレスの試合をすることもあるし、他団体の観戦に行くこともあります。そんな後楽園ホール徒歩圏内に「チサコが好きそうな飲み屋さんがある」と教えてもらって通うようになったのが、『遠州屋』です。

16時オープンなので、観戦前にここで一杯引っかけてから後楽園ホールに行くことも。えっ?「自分の試合の前も飲んでるんじゃないか」って? それはさすがにないない!(笑) プロレスは真剣に取り組んでいます。

一人で飲み屋さんに入るのは苦手なのですが、ここは一人でも来ます。大将の鈴木聡さんはじめ、スタッフさんもみんな気さくだし、アットホームな雰囲気で一人でも入りやすいんですよね。

大将の鈴木聡さん。とっても気さくで、優しい方です♪

1980年創業で、今の大将・鈴木さんが4代目。毎朝、芝浦の食肉市場に行って、新鮮な生肉を買い付けてくるそうです。今は狂牛病の検査があるので1日かかりますが、前はその日の朝まで生きていた豚の内蔵を買い付けていたそうです! 朝まで生きていた豚って……YABAI!(私の決め台詞です♪)

もつ煮込豆腐650円(豆腐なしは600円)はとろっとろ!

看板メニューは、もつ煮込。豆腐入りと豆腐なしを選べますが、私は絶対に豆腐入り! ここのもつはとろっとろで、口の中でとろけそうになるんです。お肉の脂身と、あっさりした醤油ベースのスープが絶妙なバランス♪ 新鮮なもつをぜひ一度、味わってほしいです。

煮込だけでもお酒がぐんぐん進んじゃいます。

ハイボールが大好きで、今日は1Lのメガにしてみました。ハイボールともつ煮込、めっちゃ合う!!! おいしすぎて、ガンガン飲んでしまいそう……でも取材なので、ちゃんと食レポしますよ!

もやしナムル300円もチサコの定番メニューです。

毎回必ず頼むのが、もやしナムル。シャキシャキのもやしに、ごま油の風味がたまりません! どこにでもあるメニューだからこそ、お店の味が出ますよね。ここのもやしナムルはホッと落ち着く味わいなんですよ~。

きっと味わった事ないはず!おすすめもつ焼き2種

ナンコツ1本160円は、ナンコツの概念が覆る!?

そして見てください!! このナンコツ、全部、豚の喉なんですよ~! 見た目も美しくて、ほれぼれしちゃう。食べるとコリッコリで、マジでマジでおいしいです。YABAI! 塩かタレを選べますが、タレがおすすめ。「ナンコツが苦手」という人にこそ、ぜひ食べてほしいです。ナンコツの概念が覆ると思います。ちなみに『遠州屋』の串は1本から頼めるのもうれしいところ。

このナンコツが食べたくて、通っちゃうんですよね~。
肉だんご1本160円は見た目もかわいい♪

お次は肉だんご。かわいくないですか!? お菓子みたいな見た目ですが、表面はサクサク食感で、中は肉汁がじゅわ~。鶏のつくねじゃなくて、豚のだんごなんですよ。こちらも毎朝、食肉市場で買い付けた新鮮な豚を使用。1回、だんごを揚げてから焼いているそうです。おいしすぎていつも何本も頼んじゃうので、「もうないです」と言われることも……(笑)。

思わず浮かれてこんな顔になっちゃいました!
納豆オムレツ600円は、とろっとろ。

納豆オムレツも、毎回必ず頼みます。どうやったらこんなにとろっとろに作れるんだろう? こっそりレシピを見せていただきましたが……こんなにシンプルな味付けなの!? バターの風味も相まって、ものすごく深い味わいです!

全日の芦野選手とまさかの合流。芦野選手のお気に入りは……

全日本芦野選手と、仲良くメガハイボールで乾杯。

酔いが回ってきた頃、たまたま全日本プロレスの芦野祥太郎選手が来店! 一緒に乾杯しました♪ 芦野選手もこのお店の常連で、今日もプライベートで飲みに来たそうです。「ナンコツと肉だんご、どっちが好き?」と聞いたら、すごく悩んで、「ギリ、だんご!」との答えでした(笑)。

芦野選手はもう2年くらいここに通っているそうです。『遠州屋』の魅力を聞いたら、「従業員の女性が全員かわいい」とのこと……そこ!?(笑) でも確かにみんなかわいい。

全日本プロレスは、2025年3月29日に大田区総合体育館でのビッグマッチを控えています。三冠チャンピオンの斉藤ジュン選手に、なんとエース・宮原健斗選手が挑戦! 宮原選手は入場で盛り上げるイメージですが、芦野選手いわく「ああいう人がいると、自分はやりやすい」とのこと。芦野選手のスタイルは“100%闘い”といった感じなので、お客さんを手拍子で煽(あお)ることもない。宮原選手とは真逆なので、彼のお陰で自分も際立つと感じているそうですよ。

私が所属するセンダイガールズプロレスリングも、3月19日、国立代々木競技場・第二体育館でビッグマッチを開催しました。大きな会場ですが、仙女とバイトの人たちだけで会場作りをしたので、片付けは深夜1時までかかりました(笑)。後楽園ホールでもお客さんがなかなか入らない時期があったので、満員のお客さんを見て感慨深かったです。

私はプロミネンスの世羅りさ選手とハードコアマッチをしました。第5試合でしたが、メインイベントのつもりでやりましたよ。脚立の上に座った状態で世羅選手に場外に投げられたときはヒヤヒヤしましたが、ちゃんと受け身を取りました! 高い柱に登ってダイブもしたけど、怖いというより「自分にしかできない」と思い込んでやるしかないですね。

大きな団体のように、当たり前のように会場が用意されているわけじゃない。選手と会社で一丸となって大会を作り上げているのが仙女なんです。一体感も絆も、他の団体には負けない自信があります。「5年以内に日本武道館」というのを目標に、突き進むのみ!

次回は2025年4月3日に、新宿FACE大会があります。代々木大会の余韻もありますが、気持ちを切り替えてまた熱い闘いを見せたいです。

柱に登ってダイブ! お客さんの「チサココール」に後押しされました。

後楽園ホールでのプロレス観戦前後に、『遠州屋』は超オススメ! 一杯引っかけてから観戦するもよし、観戦後の打ち上げに利用するもよし。みなさん、ぜひ行ってみてくださいね♪

遠州屋(えんしゅうや)
住所:東京都文京区小石川1-9-6/営業時間:11:30~13:30・16:00~21:30LO/定休日:日・祝、第1・3土/アクセス:地下鉄三田線春日駅から徒歩2分、地下鉄南北線後楽園駅から徒歩4分、JR中央線・地下鉄三田線水道橋駅から徒歩17分

構成・撮影=尾崎ムギ子

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