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上越妙高駅西口にシェアオフィス完成 IT企業など集まるイノベーション拠点に

上越タウンジャーナル

新潟県上越市の上越妙高駅西口に、5階建てのオフィスビル「HIDA office(ヒダオフィス)」が完成し、2025年1月から入居者を受け入れる。首都圏からのアクセスの良さを強みに、IT業界を中心としたさまざまな企業が集まる地域のイノベーション拠点を目指す。

《画像:上越妙高駅西口に竣工したHIDA office》

ホテルや商業施設の建設など、同駅周辺の開発を手掛ける同市中田原の飛田観光開発(飛田尚文代表取締役)が整備した。地方創生の取り組みとして国の「デジタル田園都市国家構想交付金」を活用し、国と市が計1億円を補助している。

鉄骨造5階建てで、延べ床面積は1715平方m。オフィススペースは1階の約226平方m(約68坪)をはじめ、3〜5階に約40〜58平方m(約12〜17坪)の計16室があり、建物西側の上層階からは妙高山や南葉山などの山々が望める。

《画像:西側のオフィススペース。晴れた日には窓から山々が望める》

《画像:東側には上越妙高駅が目の前に》

最大の特長は2階の入居者専用コワーキングスペース。約268平方mに、ミーティングや来客対応、休憩などさまざまな用途に応じて使い分けられるテーブル、ソファー、カウンター席を設けた。壁による仕切りがない開放的な空間設計は、社員や入居者同士の自然なコミュニケーションを生み出し「新しい発想やイノベーションの創出をねらった」という。プロジェクターや大型モニター、キッチンカウンターなども備えた。

《画像:壁による仕切りがなく開放的なコワーキングスペース》

《画像:ミーティングや来客対応などさまざまな場面で利用できる》

今月から順次、首都圏や関西のIT企業3社の入居が決まっている。同社では「地域の交流、定住人口の増加にもつなげたい」と展望する。

《画像:コワーキングスペースで開かれた完成披露会であいさつする飛田代表取締役》

2024年12月19日には完成披露会が開かれ、関係者約30人が施設を見学した。出席した中川幹太上越市長は「上越市のイノーベーション支援、DX改革の中心になる」と期待を寄せた。

オフィスの賃料は1坪当たり月1万3000円で、共益・管理費は賃料の30%、コワーキングスペースの利用料は賃貸面積に応じて1坪当たり月2000円となる。問い合わせは同社025-526-2882( tel:0255262882 )。

 

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