粗大ごみのリユース品を無料で提供!クリーンセンター内にて毎月第3土曜日開催【木更津市】
木更津市では、7月から粗大ごみとして出された物の中から、再使用可能な家具を無料で提供する事業を始めました。取り組みの狙いや、利用方法などを取材しました。
使用済み品を再使用 ごみの削減目指す
2023年度に木更津市で出された粗大ごみの量は約1560t。
しかし中にはまだまだ利用できる物も出されているそうです。
リユース(再使用)品の無料提供は、こうした品を再使用し、ごみの減量化や資源化につなげようと始められました。
リユース品の提供は、毎月第3土曜日にクリーンセンター内で行います。
提供を受けられるのは市在住の人に限り、1世帯につき2品まで持ち帰れます。
提供品は家具を中心に毎月約20品を確保する予定で、毎月1日に市HPとジモティーに、提供品のリストと写真が公開されます。
なお家電や危険物などは取り扱いません。
元粗大ごみとは思えない状態の良さ
7月20日、初めてのリユース品提供が行われました。
この日の提供品は衣装ケースに収納棚、健康器具など21点。
どれも粗大ごみだったとは思えないきれいな品物です。
開始時間前から10組ほどが並び、注目度の高さが感じられました。
午前9時、いよいよ提供開始の時間です。
先着順で案内された皆さんは、事前に品物をチェックしていたのか、30分ほどでほとんどの品に「確保」の札が貼られていました。
本が増えてきたお子さんにぴったりの棚を見つけた、と言う利用者は「もっとジャンクな品が雑多に置かれているのを想像していたら、品物も提供場所もきれいで驚きました。リストに欲しいものを見つけたら、また利用したいです」と話します。
この日は午前11時30分の終了までに14組が訪れ、18点が引き取られていきました。
担当の平野さんは「この取り組みで一番推進したいのは、皆さんに『物を捨てない』意識を持っていただくことです。不要品はごみではなく、リユースやリサイクルを検討してください」と語りました。
リユース品の無料提供
日時/毎月第3土曜日、午前9時~午前11時30分
※なくなり次第終了
※当日は市在住であることが分かる物(個人番号カード、運転免許証など)をお持ちください
※品物の積み込みや持ち帰りは各人が行ってください
問い合わせ
電話番号/0438-36-1133 木更津市資源循環推進課
リスト・詳細はこちら/https://www.city.kisarazu.lg.jp/soshiki/kankyo/shigenjunkansuishin/1/10213.html