四条大宮に新しい焼鳥屋さん!質が高く値段とのバランス良好「焼鳥 ひろや」
四条大宮に新しい焼鳥屋「焼鳥 ひろや」さんがオープン。良い鶏屋さんとコネクションがあるようでお値段と質のバランス良好店なり。
四条大宮に新しい焼鳥屋さん!
四条大宮周辺をウロウロしていたら、新しい焼鳥屋さんがオープンしているのを発見。この界隈はよさげな焼鳥屋さんが多い地域で、他にも気になる未訪問店が。ネットを見たら、Googleマップにも登録されていて、新店から行ってみるか!と電話予約してやってきたわけで。
お店の名前は「焼鳥 ひろや」、階段を上がった二階です。後程ご店主に伺ったところによると、10/11にオープンしたばかり。下の階にも気になるビストロ居酒屋「130R」なるお店が2日違いでオープン中。(そちらも良さそうなので、また行かなければ・・・) 階段を上って店内に。外の看板に「近江黒鶏 一本¥350~ 」とあるので、お手軽店ではないのですが、これはイイよなあ!と納得のお店でしたので、チョイ気合を入れてご紹介。
予約しているものです~!と店内に。予想以上に大きいお店で、スッキリした店内。カウンター席が7席ほど、2人テーブルが2つに4人テーブルが3つだったような。カウンターの奥に陣取り、さあ何を頂こうかと。
で、まずは一品メニューとドリンクメニューのチェックから。国産のナチュールワインが何種類か、日本酒は御覧の3種がレギュラーで、あと2種ほどと言う状況。
私は「サッポロ黒★」¥600、相方は「グラスの白」¥980から。いいお値段なのですが、山梨はフジクレールワイナリー謹製 「野遊びのワイン LADY beetle White」なる国産ナチュールでした。めちゃサッパリした、陽の下で呑むと良さそうな一杯。面白いものを探してこられるなあ~と感心しつつ。
メインの鶏料理がこちら。近江黒鶏は瀬田にある鶏肉店から仕入れておられるようで、他の銘柄鶏(和歌山産らしいです)は京都の鶏屋さんを厳選して使われている模様ですな。今日は、焼き鳥を食べる気満々でサイドメニューはお漬物のみ!という注文で、まずは5種類ほど串をお願いしたのだ。
「漬物2種盛り」¥580。これがあれば白ご飯がいくらでも喰える小茄子の辛子漬! それに甘口のべったら漬的な大根漬というチョイスでした。これも予想外の組み合わせで面白い。 これはワインというより、日本酒だよねえということに。
お若くてトークも出来る御店主と、まだ現在教育訓練進行中!みたいなお若いスタッフが3名という陣容。燗酒用に置いてあった、ひやの「雪の茅舎」を吞んだのは初体験かも。めちゃ滑らか&スムーズ!な¥900/合なり。
まずは、近江黒鶏の「むね+茎わさび」¥350を。(以下、全部2本づつです)
胸肉で皮を一部だけ残したこういう焼き方はあまり見ないのですが、火の当たりが良い先っぽだけに皮を残すのは良いアイデア!と思いつつ。皮はカリッと、身はめっちゃジューシーに仕上がっていて言うこと無し。サイズは若干大ぶりですかね。 ワサビの刺激も程よく、これは滅茶イケてるよねえ~、とニッコリ。
いきなりメインイベント~!な近江黒鶏の「モモ」¥430なり。いやー、これも皮はパリパリ、身は歯を押し返すようなブリブリの食感。噛み締めると肉汁じゅわわわー。これはハイレベル!と相方を目を見合わせるのだ。いいお値段ですが、これは大推薦ですな。
ご店主から「何を見てきていただいたのですか~」からちょっとだけお話しし、もともと京都市内で人気の焼鳥チェーン店「つじや」に居られたことを教えて頂くわけで。滅茶近くにお住まいのようで、「豆腐とか漬物など、できるだけ近くで仕入れてます~」とのことでした。
で、ここからは銘柄鶏編。「すなずり」¥270なり。かなりのレア焼でこれまた歯ごたえとジューシーさのハーモニー。自家製の付け味噌(刻んだ白ネギが入っている?)がなかなか乙なお味。他の焼鳥にも付けたくなりますな。
メニュー以外の日本酒はありませんか?と質問したら、久保田の萬壽(¥2000/合)と蒼空がありますねえ、ということでオープン記念特価の蒼空を。アルバイトのお姉さんに「ボトルを見せてくれとか変な客が来るからね~」とレクチャーしつつ(汗)
蒼空の蔵から徒歩10分少々の地元民ですが、生産量が少ないので意外に呑む機会がない一杯。¥1300/合にしてもらいました。いやー間違いないですな、これは。
で、更に銘柄鶏の「ぼんじり」¥270なり。脂のねっとり感を楽しむ串ですな。これまた文句のない火入れ。
五串目は銘柄鶏の「特製つくね(親鳥)」¥350なり。元々固い親鳥ですが、旨味は若鳥より断然濃厚。しっかりの細かめなミンチなのですが、練った後でも確かにしっかり食感&旨味満載。
卵黄は1人1個。タレはがっしり濃厚ですな、とことん。これも気に入りました。
当初は我々とお一人様だけだったのですが、どんどんお客様が入ってきて活気づく店内。初めに注文した分が全部出たので、うーんと悩み、厳選3種を注文。
再び、近江黒鶏の「手羽先」¥350なり。いやー、これも滅茶ジューシー。概ねどのお店でも「ウマー!」と褒めるお気に入りの一品なのですが(滝汗)、こちらも間違いなく美味しい一品。
で、銘柄鶏の「セセリ」を塩でお願いし¥300なり。これまたジューシーに仕上がっていてウマウマ。お肉感満載。
串のラストは銘柄鶏の「肝」をタレでお願いし¥270なり。薄皮がパンパンになるぐらい結構しっかり目の火入れでした。これはこれで旨し~ですな。大満足なり。
で、久々に焼鳥店で〆メニューをお願いしようということに。こちらです。
地獄の釜のようにぐつぐつと沸き立って登場、「鶏ぞうすい」¥780なり。鶏は影も形もないのですが、近江黒鶏の鶏ガラで取ったスープがコラーゲン満載なわけで。
赤いのは梅干しをほぐしたもの。いやーホッコリ&しっかり食べました。
以上で〆て、生ビール1に白ワイングラス1、日本酒は確か3合で、〆て¥11000チョイほどという、大大大大納得価格。(PayPay使用可) この満足度なので、めっちゃお安いという感想。
焼鳥の質が高いので、1人8串ぐらいでも全然満足できますな。ここで鶏を捌いているわけではないので、マニアックな部位は無いのですが、良い鶏屋さんとコネクションがあるようでお値段と質のバランス良好店。近江黒鶏といえば「焼鳥 セリ」でも採用されているのですが、好き度はほぼ同レベル。相方が非常に気にいったらしく、また、お友達を誘って私が出張の間に来る気満々店ですな。また来る機会がありそうです、ご馳走様でした。
店舗情報
店名:焼鳥 ひろや
住所:京都市中京区壬生坊城町66−13 大宮テナント 2階
営業時間:17:00~23:00
定休日:月曜日
TEL:080-1438-7333
https://www.instagram.com/yakitorihiroya1013/