“人を好きになるということ”とは?直己の笑顔の裏にある複雑な心情は?『あたしの!』ロング予告
「ヒロイン失格」「センセイ君主」など数々の大ヒットラブコメ漫画を生み出してきた、幸田もも子が「別冊マーガレット」にて2017年~18年に連載していた「あたしの!」(集英社マーガレットコミックス DIGITAL刊)が実写映画化。渡邉美穂&木村柾哉(INI)W主演の映画『あたしの!』が、11月8日(金)より公開される。このたび、エモーショナルな映像が胸を締め付けるロング予告が解禁となった。
渡邉美穂 × 木村柾哉(INI)W主演&初共演
明るくて嘘がつけず、自分の気持ちにまっすぐ突き進む主人公・関川あこ子を演じるのは渡邉美穂。もう1人の主人公で、誰もが憧れる学校イチの王子様・御共直己を演じるのは、木村柾哉(INI)。2人は映画初出演にしてW主演、そして初共演となる。さらに、あこ子の大親友であり、直己をめぐる最大の恋のライバル、谷口充希には齊藤なぎさ。直己の親友で、あこ子たちの良き相談相手となるイケメンクール男子・成田葵央は山中柔太朗が演じている。監督は、本作が長編映画初監督となる横堀光範が務め、まさに今旬のフレッシュなキャスト&スタッフが集結した。
初めて“運命の恋”に落ちた、あこ子と充希の恋する気持ちが動き出す
ロング予告では、これまでのポップでパワフルな映像とは一変、あこ子と直己、そして充希の恋愛と友情で揺れ動く気持ちが繊細に描かれている。
「大好き!」と思ったら直己に即アプローチをし、親友の充希にも自分の気持ちを伝え、直己の親友・成田へも協力を仰ぐ、まさにド直球なあこ子だが、「彼女は作らない」主義の直己には告白を受け流されてしまう。しかし、あこ子の諦めない真っ直ぐな気持ちに徐々に直己が惹かれていき、親友の成田ですら見たことがない笑顔を見せていくように。2人の気持ちが近づいていくシーンでは、あこ子を見つめる優しい直己の表情や、ただただ好きな人と一緒にいられるだけで幸せそうなあこ子の笑顔が印象的だ。
しかし、映像の後半では一転、この恋を応援してくれていたはずの充希が動き出す。直己の服の袖を引っ張り、精一杯の震える声で引き止める充希。あこ子と充希、2人の友情と心の距離が少しずつ離れていく中、決定的なある出来事が起こってしまう。土砂降りの中で、泣きながら充希を責め絶叫するあこ子と、涙を浮かべる充希、そして辛そうな表情の直己と成田も映し出されているが4人の間に何があったのか?なお、ロング予告では、本編の挿入歌であるチョーキューメイ「シナモン」が初解禁となった。
10月10日(木)に完成披露試写会が実施され、一足早く本作を鑑賞した方からは、「恋も!友情も!が本当に詰まった素敵な映画」「皆があこ子ちゃんの影響を受けて自分の気持ちに素直になっていく姿は途中から全員のことを応援してしまった!!」「友情も恋も譲りたくないあこ子たちの青春、観ていてかなりヒリヒリしたけれど眩しかった!人と真正面からぶつかれる強さ、羨ましかったな〜」と、笑ってキュンキュンするラブコメ要素だけではない、リアルな恋愛模様に共感の声が続出。
今回、映画化するにあたり、あこ子と充希だけではない直己の過去の部分も追加し描かれており、モテるにも関わらず<彼女を作らない主義>を貫くというミステリアスな一面を持つ直己の複雑な心情もより鮮明になった。「好き」という気持ちだけでは成立しない、誰かを好きになるのは楽しいだけじゃなく、切なくて、苦しくて、時には逃げたくなる、そんな切ない<恋>に揺れ動かされる3人。直己、充希、そしてあこ子が最後に出した答えとは——?
『あたしの!』は11月8日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国公開