全国大会出場の高校文化部の激励会開く、四日市市長に決意など語る、将棋や写真、放送など
第48回全国高等学校総合文化祭などの全国大会に出場する高校文化部の激励会が7月29日、四日市市役所であり、森智広市長が応援の言葉を贈った。生徒たちも、大会へ臨む気持ちなどを市長に伝えた。
激励会に出席したのは、第48回全国高等学校総合文化祭岐阜大会「清流の国ぎふ総文2024」に出場する海星高等学校写真部の坂口葉琉さん(3年)と岸野真奈さん(同)、四日市高等学校将棋部の伊藤大和さん(同)、四日市南高等学校囲碁将棋部の齋藤舞衣さん(同)と、第71回NHK杯全国高校放送コンテストに出場(7月22日~25日)の四日市高等学校放送部の米澤可奈さん(1年)と浅井言さん(3年)の6人。
森市長は「まずは楽しんできてください。みなさんにとっての貴重な体験になると思うので、よい思い出にし、次のステップにしてください」などと言葉を贈った。写真部の坂口さんと岸野さんは、全国への出場を決めた作品を持参。シンガポールで撮った修学旅行の様子や、ガラスに映った人物と周囲の緑の色彩が不思議な調子でまじりあう作品で、森市長も感心して見入っていた。伊藤さんと齋藤さんは同じ将棋部門への出場で、どちらもこれまでの成績を振り返り、今回は決勝トーナメントでの活躍を誓っていた。
NHK杯の放送コンテストは一足先に終わったが、アナウンス部門での出場で、米澤さんは1年生での出場という大きな経験を手にしたことを喜んでいた。浅井さんは、今回の出場も喜びだが、3年間のクラブ活動を通じて自分が成長できたと大切そうに話していた。
市によると、日程の関係でこの日の激励会に出席できなかったが、「ぎふ総文」には、暁高等学校が小倉百人一首かるた部門、四日市南高等学校が文芸部門と筝曲部門でも出場を決めている。また、四日市商業高等学校ギターマンドリン部が全国高等学校ギター・マンドリン音楽コンクール(7月27、28日)に出場しているという。