【京都市中京区】三条堺町に今秋オープンした、異なる食感が魅力のパティスリー「Matricaria」
今年はどこでクリスマスケーキを予約しようか迷っているデジスタイル京都スタッフのタムラです。
今回は三条通 堺町通りを北に上がってすぐ東側、繁華街から少し離れ落ち着いた雰囲気に佇む、2024年11月23日にオープンしたばかりのパティスリー「Matricaria」へ伺いました。
フランスパリのアトリエをイメージした店内
内装はグレーを基調としたシックなトーンでまとめられており、レジの後ろにある大きなガラス窓からのぞける厨房ではスタッフの方が作業されているのが見えるのも嬉しいですね。白のアンティーク風のオーバル皿にかわいくディスプレイされた焼き菓子たち、ナチュラルなテイストのインテリアで、商品を選ぶのが楽しくなってくる、大人がワクワクしそうな雰囲気の店内。
さくさく、ざくざく、ふんわり多彩な食感が魅力
Matricariaでぜひ食べ比べて頂きたいのが、異なる食感の生地。
これは小麦粉の種類や配合を試行錯誤され、こだわられたとのこと。
例えばさくさくとした食感のパイ、ザクザクとした食感のサブレ、ふんわりしたケーキなど、これらの工夫で同じお店の商品でも多彩な食感を楽しめるので、何度も通いたくなりますね。
店内に並ぶお菓子の中には京都らしい食材を使ったアイテムもあって目をひきます。
九条ねぎと七味のサブレ¥378円(税込)はネーミングだけでも注目してしまいます!京野菜の九条ネギと西京味噌を生地に練り込んだ、七味がピリリと効いたサブレ。お味は…一口目はチーズ味?と思ってしまったほど、ネギの香ばしさに西京味噌のコクがマッチしたさっくりとした食感が魅力、年末年始のホームパーティーでおつまみとしても喜ばれそうです。
また、シェフパティシエの秦さんが試行錯誤を重ねて商品化されたティグレショコラ¥378円(税込)はしっとりしたフィナンシェ生地が、上質なビターチョコとほんのり香るラム酒を更に引き立たせてくれます、口に運んだ後に鼻先に通る香りがなんとも言えない、まさに大人のフィナンシェといった味わいです。
大切な人におすそわけしたくなるスイーツたち
一口ごとに豊かな風味味わえるMatricariaのお菓子は、ティータイムのお供としてはもちろんのこと、プレゼントとしてこの魅力をおすそわけしたいですね。
ギフトボックスもサイズ違いで大小、用意されているのでプレゼントや年始のおもたせにも喜ばれそうです。
今回、年末に久しぶりに会う友達へのプレゼント、という想定で私がチョイスしたのは、
先ほど紹介した「九条ねぎと七味のサブレ」と「ティグレショコラ」に加え、生姜の風味がリッチでアツアツのミルクティーに合いそうな「ジンジャーボール」¥831円(税込)、喜ばれること間違いなしでは?
もちろん焼き菓子の他に生菓子も個性たっぷりで見逃せません。
いちごとゆずのミルフィーユ¥853(税込)はミルフィーユの層が縦になって食べやすい、こだわりを感じるケーキ。
サクサクとした程よくバターがきいた生地がなんともいえません。
また九条ねぎと七味のサブレが好きな人にセットでプレゼントしたくなる有機にんじんのキャロットケーキ¥540(税込)はジンジャーとシナモンスパイスがクセになり、素材の味がいかされた優しい甘味の味わい、トップにコーティングされた花に見立てたクリームチーズと薄く削ったテット・ド・モワンヌがケーキ全体のお味をしめてくれる、甘党でなくても頂けそうなケーキです。
オープンして間もないのですが、平日にもかかわらず開店時間と同時にお客さんがドンドンと押し寄せてこられ、商品を一気に購入されていかれます。人気店である証拠を実感したパティスリーでした。
それぞれに個性があるお菓子たち、通い詰めて全てのアイテムを味わってその中からお気に入りを見つけリピートしたくなるお店でした。
■スポット情報
店舗名:Matricaria(マトリカリア)
住所:京都市中京区堺町通三条上る大阪材木町702番地2 NP材木町bldg1階
電話番号:075-585-2490
営業時間:11:00~19:00
営業日:金・土・日曜日
2024年12月は下記が営業日となります。
12月1日、6~8日、13~15日、21~25日、29・30日
12月21日(土)~25日(水)はクリスマスケーキの受け渡し営業
交通:京都市営地下鉄烏丸線・東西線「烏丸御池」駅(1番出口) 徒歩約2分