Amazonのランキングで売り上げ1位になっていた3450円の鶏胸肉を買ってみた /「お高い胸肉だな」と思ったけど…
オンラインショッピングをする時、商品を選ぶ基準は人によって様々だ。値段で選ぶ人もいるし、友人や家族に勧められたから選ぶ人もいるだろう。
筆者の場合、ショッピングサイトのランキング上位に入っている物を選ぶことが多いような気がする。たくさん買われているってことは、それだけいい商品なのかな? と期待できるからだ。
そんな選び方をしているので、Amazonの「鶏肉」ランキングで好きな食材の1つである鶏胸肉が1位になっているのを見た時、チェックせずにはいられなかった。
・ずっしり!!
3450円と鶏胸肉にしてはお高い値段なのに、いったい何がそこまで人を引き付けるんだろう……!? 気になったので、実際に確かめてみることにした。
商品名は「国産鶏肉 鶏むね肉 2kg×2個セット あべどり 十文字チキン その他国産 業務用 冷蔵品 特選若鶏 ブロイラー」。
Amazon内にある「★★食卓応援隊★★」というショップで販売されており、価格は先述した通り税込3450円だった。送料無料なのが嬉しい。
2025年2月4日に注文した鶏肉は、翌日「冷蔵」で自宅に到着。Amazonから届いたメールには「お届け日:2月7日」と書かれていたのに……! 仕事が早い。
発送元の名前が「コトラトレーディング」という名前になっていたことも相まって、一瞬何の荷物が届いたのかと思った。
よく確認してみたところ「★★食卓応援隊★★」のショップページにはしっかりと運営会社が「株式会社コトラトレーディング」であることが記載されていた。ってことは、この荷物は間違いなく鶏胸肉だな。
さっそく段ボールの蓋を開けてみると……
密度半端ないな!?
現れたのは、鶏胸肉がぎゅうぎゅうに詰まった2つのパック!! 1パックに2kgずつ、合計4kgもの鶏胸肉が入っているそうだ。
試しに重量計に乗せてみたところ、重量オーバーでエラー表示になってしまった。
仕方ないので体重計に乗せてみたところ、表示された数値がこちら。今回届いたパックの中には、実は2.1kgの鶏胸肉が入っていたようだ。
片手で持つとちょっとプルプルしてしまうくらいの重さ。1000mlの牛乳パック2本分みたいなものだもんなぁ……
なお、本商品では今回届いた「十文字」というブランドと「あべどり」というブランドのどちらかがランダムで入っているそう。
基本的にはこの2種類が届くけれど、在庫がない場合は国内産の別ブランドの鶏肉が入ることもあるそうだ。
パックから取り出してみるとこんな感じ。大きくて分厚い鶏胸肉が6枚も入っていた。
これがあともう1パックあるんだもんな……しばらくは鶏肉に困らない生活ができそうだ。
・実食
量は申し分ないことが確認できたけど、味の方はどうなんだろう? ということで、肉を柔らかくする「ブライン液」に漬けてから鶏チャーシューを作ってみた。
余談だが、調理中に肉が重すぎて菜箸でうまくつかむことができず、フォークを使わないと持ち上げることすら難しかった。
度々 鶏胸肉を使った料理を作ってきたけれど、こんなことは初めてだ。
そんな苦労の末に完成した鶏チャーシューは、しっとりとしていて とってもおいしい!!
味については筆者の舌ではスーパーで購入する鶏胸肉とほぼ同じように感じたのだが、肉厚で食べ応えが抜群だった。
こちらは同じ鶏胸肉で作ったチキンカツ。揚げても肉の中にしっかりと水分が残っていて、パサパサした食感をほとんど感じることがなかった。
・お得度を調べてみた
大容量のおいしい鶏胸肉だったけど……この物価高のご時世、普通にスーパーで購入する鶏胸肉と比べてどのくらい値段に差があるのかは気になるところ。
ということで、冷凍庫にあったスーパーの鶏胸肉の値段を確認してみた。この時は306gの鶏胸肉1枚を、税込257円で購入できたようだ。
この値段を参考に1gあたりの値段を計算してみたところ、結果はこんな感じになった。スーパーの鶏胸肉の方が約0.02円安いようだが……
──ほぼ誤差じゃない? それなら、肉厚でずっしりと重みを感じたこっちの鶏胸肉の方を食べたいかも……!
一応1パック2kgの値段で計算したけど、今回届いたもののように「実はちょっと多めに入ってます」っていうケースもあるかもしれないし。
同封されていた説明書によると冷凍すれば2~3週間は日持ちするようだし、家族が複数人いればしっかり食べきれる量なのではないだろうか。
わざわざ買い物に行かなくても、食材が自宅に届くのも強い。しかもスーパーと大体同じ値段で。
これはAmazonで1位になるのも納得だな。いろんな人に「よかったらチェックしてみて」と勧めたくなる一品だった。
参考リンク:Amazon
執筆:うどん粉
Photo:RocketNews24.