ランチ時お茶漬けおかわり自由のお店「スシモン」で海鮮丼を頼んだら、完全にペース配分を間違えてしまった…
「食べ放題」「おかわり自由」は、今のご時世で貴重なサービスだ。今春のコメ価格高騰でご飯のおかわり自由さえ断念したお店が数多くあるなか、これらを実施できるお店はまさに庶民の味方、救世主と言っても言いすぎではないはず。
東京・新宿にまたひとつ庶民の味方となるお店が存在することを発見した。そのお店「スシモン新宿店」ではランチ時、ご飯と出汁のおかわり自由! お茶漬けおかわりし放題なのである! だが、私(佐藤)はペース配分を間違えてしまったようだ……。
・お茶漬けおかわり自由!
スシモンは赤坂見附と銀座にもお店のある寿司屋である。1貫100円~という格安価格で本格的な味を楽しめるのだとか。
新宿店は2025年3月にできた比較的新しいお店で、この5月から丼ぶりの提供を開始したそうだ。ちなみにランチメニューは14時までとなっている。
入店すると、寿司と丼ぶりどちらを頼むかを尋ねられる。寿司を頼むなら手前のカウンター席、丼ぶりなら奥のカウンター席に通されることに。丼ぶりを食べるつもりで訪ねたので、私は奥のカウンターへ。注文は、卓上のQRコードをスマホで読み取って行うのだが、ここのお店はLINEのお友達登録が必要だった。
正直この仕組みはあまり好きじゃないんだよなあ。店の宣伝が来るようになるから、できれば専用サイトでオーダーする仕組みにして欲しいんだけど。まあ、仕方ない……。
注文するのは、「海鮮丼 梅セット」税込1300円。お茶漬けおかわり自由であることを確認してオーダー。あとは待つのみ。
・初回のターン
出てきたのがこちらの膳。海鮮丼とお茶碗、それに出汁の入った急須がセットになっている。丼ぶりの木桶は結構小さい。ご飯の量はお茶碗1杯半くらいなるだろうか。とはいえ、お茶漬けおかわり自由だから、少々小さくても問題はない。
メニュー写真よりもこじんまりとした盛り付けのような気がするが、ネタに不足はないので、これも問題なしだ。
まずはご飯にたどり着かねばならない。そうしないと茶漬けを始めることができないからな。まずはサーモンを頂くと、脂がのっていてほのかに甘い。回転寿司のものよりも肉厚で食べ応えがある。
マグロの赤身も悪くないな。これも厚切りで食い甲斐アリだ。
上物をいくつかやっつけたところで、ご飯が見えてきたので、お茶碗に取って茶漬けを楽しむとしよう。
寿司ネタもさることながら、出汁がしっかりしていて旨味が強い。残念なのは薬味がないこと。海苔とかゴマとか付けて頂けたら、さらに満足度は高かったかも。
この後、茶漬けを2杯楽しんで、初回のターンを終了した。
・ペース配分、間違えた!
ここからおかわりの時間が始まるわけだが、私は完全にペース配分を見誤ったらしい。ご飯もおかわりできることをいいことに、丼ぶりを全部食べてしまったのだ。おかわりすることができたものの……。
そのおかわりは “素” 茶漬けになってしまった。さみしい……。やっぱり、せめて海苔でもあればよかったんだけどなあ。
さらに悪いことに、おかわり1杯目でご飯を食べ切ってしまい、出汁だけが残ってしまった。つまり最後はご飯すらない茶漬け、いやただ出汁を飲むだけになってしまった。寿司ネタとご飯、それに出汁をバランスよく食べ進めて、最後の1杯までお茶漬けを楽しみたいものである。
おまけに写真のピントもボケちゃうし。何をやってんだか……。とにかく、スシモンではランチ時にお茶漬けがおかわり自由だぞ。お店の心意気を享受せよ! このご時世、おかわり自由は救世主だ!
・今回訪問した店舗の情報
店名 スシモン 新宿店
住所 東京都新宿区西新宿7丁目8-12
時間 11:00~15:30 17:00~22:30
参考リンク:スシモン、Instagram @sushimon.shinjukunishi
執筆:佐藤英典
Photo:Rocketnews24