青葉警察署×東急電鉄 青葉台駅でテロ想定訓練 アフリカ開発会議見据え
青葉警察署と東急電鉄(株)は無差別殺傷テロを想定した対策訓練を4月24日、東急田園都市線青葉台駅で行った。この訓練は約4カ月後に横浜市で開催されるアフリカ開発会議(TICAD9)を見据えて実施されたもの。
訓練では、刃物を持った犯人が無差別に駅利用者を襲おうとしている場面を想定。犯人役が大声を出しながら暴れ始めたところに駅職員2人が駆けつけ、さすまたやネットランチャーを持って応戦。警察官が到着するまで時間を稼ぎ、到着後は警察官4人が犯人役を確保した。また、訓練後は指導員が刃物を持った人間への有効的な対応策や道具の使い方を駅職員に指南した。
総評のあいさつに立った鎌田純署長は「日頃の訓練の成果と緻密な準備が発揮された良い訓練だった。今後も官民連携し、テロ対策など万全に取り組んでいきたい」と話していた。