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編集部がリアルに食べてるランチを、気ままにサクッと紹介する「オモハランチタイムス」。

実は、ラーメン屋さんが少ないオモハラエリア。BASSA NOVA（バサノバ）やだるまやなど、個性豊かで非常にクオリティの高いお店が揃っているのだが、いかんせん店舗数が少ないので、週4でラーメンをたしなむ“ラーメン狂”の筆者としてはもう少し選択肢がほしいところ。（お目当ての店が混んでたり、突然の定休日でもラーメン欲を満たせる代替案がほしいのだ）

そんな悩みを抱きながら、日々「表参道　原宿　青山　ラーメン　新店」でぽちぽちと検索し続けること数ヶ月……

ついに！ 現れました！ 2024年2月オープンの新店！ その名も「ラーメン ロックマウンテン」！！

本日のお店：ラーメン ロックマウンテン

メニュー：ラーメン、つけ麺
食べたもの：特製濃厚海老ラーメン（1680円）
特製濃厚海老つけ麺（1680円）＋ライス（150円）
飲食スタイル：イートイン

しかもこの店は、食べログの年間レストランアワード「The Tabelog Award 2024」の頂点である「Gold」を受賞した、広尾の超予約困難店「グルマンディーズ」の長谷川北斗シェフ監修だという噂。

ビストロシェフがプロデュースするラーメン屋さんなんて気になりすぎる！ 今すぐ行ってみたい！

と思いつつも、ちょうど筆者のプチ出張とぶつかってしまい、あっという間にオープンから2ヶ月が経過。今回、ようやく足を運ぶことができた。

お店は、青山通り沿いの小道を入ったところにある。もとは「お好み たまちゃん 青山店」があった場所だ。店構えはスタイリッシュで、今どきのラーメン屋さんといった感じ。

ラーメン ロックマウンテンは、とにかく“海老”を推しているお店。店内も海老の芳醇な香りが漂っている。メニューは「特製濃厚海老つけ麺」と「特製濃厚海老ラーメン」が定番っぽい。というわけで、筆者は「特製濃厚海老ラーメン」、この日同行してくれた編集部員は「特製濃厚海老つけ麺」をそれぞれ注文。食いしん坊なふたりは、当然のようにライスも追加した。

店内は広く、テーブル席も用意されている。このときはカウンター席もテーブル席も空いていたので、ゆったり座れるテーブル席に通してもらった。

ワクワクしながら待つこと十数分で、ラーメンとつけ麺が着丼。どちらもチャーシューが3枚、極太メンマが3本、煮卵と海苔が乗っており、かなり豪勢な見た目。

まずは「特製濃厚海老ラーメン」の橙色に輝くスープをひとくち。その瞬間、海老の風味が口の中にブワァ～ッと広がり、香ばしい匂いが鼻腔をスーッと抜けていく。海老をそのまま飲み込んだかのような濃厚さに衝撃が走る。これはかなり中毒性が高いスープだ。

硬めの中太麺とスープの相性は抜群。チャーシューはトロトロで、メンマはがっしりとした歯ごたえ。半熟煮卵を崩しながら食べると、スープがまろやかになってさらにうまい。

ライスにスープをかけ、チャーシューを乗せて、黒胡椒をトッピングすれば、海老リゾット風スープごはんの完成！ 最高においしかったので、お腹に余裕のある人はぜひともこの食べ方を試してみてほしい。

続いて、もう一人の編集部員が注文した「特製濃厚海老つけ麺」を分けてもらう。

がっしりとした太麺をドロドロ系のスープに浸け、一気にすする。先ほどのラーメンがだいぶマイルドに感じるくらいの、とてつもない濃厚さに驚愕。こんなに海老がガツンとくるつけ麺を食べるのは初めてかも。卓上調味料のお酢を回し入れて味変したり、割りスープを入れてビスマルク風に楽しむのも◎ 濃い味なのでライスにもぴったり。

海老好きにはたまらない絶品つけ麺＆ラーメンが食べられる、北青山の新星・ラーメン ロックマウンテン。今はまだ並びなしで入れるけれど、近いうちに行列ができる人気店になること間違いなしだ。この調子で、オモハラエリアのラーメン界隈がより一層盛り上がっていくことを切に願う。

■ラーメン ロックマウンテン
住所：東京都港区北青山3-5-9
営業時間：月・火 11:00～16:00
水～日・祝日・祝前日
11:00～16:00、17:00～22:00
電話番号：03-6455-5883
定休日：不定休

Text：Arisa Watanabe