市図書館 「取次所の愛称投票 参加を」 「ららぽーと横浜」に新設
市中央図書館は、都筑区にある商業施設「ららぽーと横浜」3階に今年度新設する「図書取次所」の愛称決定に向け、投票への参加を呼び掛けている。投票期間は11月18日(月)まで。
図書取次所は予約した本の受取や返却を、図書館以外でできる施設。緑図書館などで借りた本を同取次所で返却したり、同所に設置予定の本棚にある本を借り、緑図書館で返却したりすることもできる。
愛称候補はA「カリテコつづき」、B「つづきの本ばこ」、C「ほんともつづき」、D「ブックスポットつづき」の4案。「つづき」の表記には、地名の「都筑」のほか、「本の続き」、「イベントの続きで本を探す」、「まちや人に続いていく、つながっていく」という「続き」の意味が込められている。
投票は、記事内の二次元コードからの電子申請のほか、緑・都筑両図書館内にある投票用ポスターにシールを貼ることでも可。1人1票まで。
市内の図書取次所は現在4カ所。慶應義塾大学日吉キャンパス内にある「日吉図書取次所(日吉の本だな)」=港北区=や、「東戸塚図書取次所」=戸塚区=などがある。新たな図書取次所については今年3月、市教育委員会が策定した「横浜市図書館ビジョン」で開設の方向性が示され、今年度予算に2千万円が計上された。大規模な駐車場を備え、利用者が自家用車で来館しやすいとして「ららぽーと横浜」内に設置する。
緑図書館の高倉徹館長は「ららぽーと横浜は鴨居駅から近いため、新たな図書取次所は、特に鴨居地域にお住いの人に大変便利で使いやすい。オープンを楽しみにしてほしい」と語った。問合せは、市中央図書館企画運営課【電話】045・262・7334へ。