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吉田康雄のザ・チャレンジへらぶな【マゼヒゲをエンジョイ!#1】

TSURINEWS

間瀬湖で実釣(提供:週刊へらニュース編集部・関口)

テーマは「マゼヒゲをエンジョイ!」。マゼとはズバリ埼玉県本庄市にある間瀬湖のこと。ヒゲははもちろんトロ掛けセット。今回は吉田が得意とする釣りをとことん楽しませてやろうじゃないか!

間瀬湖でマゼヒゲ

季節は秋の彼岸だというのに、まだまだ暑さが厳しい埼玉県。ひと雨ごとに気温は下がっている気もするが、それでも9月20日(金)の取材日当日は最高気温予報が36度超え。もういい加減にしてくれないと。

吉田康雄

「それもそうですしゲリラ豪雨にも参ります。先日も地元でゴルフボール大のひょうが降って車がボコボコになってしまいました(涙)」

それはとんだ災難だったね。なので今回はよく釣れる釣り場を取材場所に選んだよ。ボコボコになった屋根のことは忘れて、思いっきりエンジョイしてよ(笑)。

間瀬湖の概況(作図:週刊へらニュース編集部 関口)

吉田康雄

「でもヒゲがご指名なんですよね?なんで両ダンゴでやらせてくれないんですか。まったく性格が悪いと言うか何というか」

だって平日の間瀬湖で吉田が両ダンゴをやったら、ほぼほぼ爆釣間違いなしだろ。横でそれを見ていても面白くも何ともないから、ちょっとでも苦しんでもらおうと思ってね。

吉田康雄

「関口さんって子どものころいじめっ子でしたでしょ!」

スタートはチョウチン

6時ジャスト、田中園から出舟。第二石垣前の振れ止めロープ横に着舟し準備を始める。しかもおあつらえ向きと言うか、西ロープに並んだ釣り人は記者を含めて4人とガラ空き。

出舟前、田中園のご主人が「少し前の平日例会では70kg超でした。釣り方は短竿浅ダナ両ダンゴです」と話されていたので、当日はもしかしたらそれ以上に条件がいい日かもしれない。

吉田康雄

「条件がよくても釣り方が合っていなければ好釣果は出ませんよ!先が思いやられるなぁ」

まあ、そこを何とかして見せるのがインストラクターでしょ。大いに期待してるぜ!

完全両ダンゴ時合いのなかヒゲ(提供:週刊へらニュース編集部 関口)

てっきり8~9尺程度の短竿を継ぐのかと思いきや、吉田の手にあったのは10.5尺。何か訳でもあるの?

吉田康雄

「トラブル対策です。ヒゲの場合ハリスが短いので、そこで短竿だと余計にハリストラブルが増える気がしたので。それに間瀬湖のヘラは引きが強いですしね」

なるほど。ところでタナは?もちろん浅ダナでしょ。

吉田康雄

「いえ、チョウチンからやってみます。この状況で浅ダナだと魚がワキワキになって収拾が付かないかもしれないので」

チョウチンなら制御できると?

吉田康雄

「それなりのウキとバラケを使いますから」

大きめのウキにしっかりしたバラケってこと?

吉田康雄

「そうなりますが、まずはとにかく打ってみないと話になりません」

タックルとエサは?

以下はスタート時のタックルとエサ。

スタート時のエサ(提供:週刊へらニュース編集部 関口)

竿は朱門峰嵐月10.5尺、将鱗へらタイプⅡ道糸1.5号、将鱗へらスーパープロプラスハリス上1号10cm下0.8号20cm、ハリ上サイト15号下セッサ9号、ウキ吉田作ディープストーリーG7番(0.8mmストレートグラスムクトップ)。バラケはバラケマッハ400㏄+ふぶき300㏄+凄麩200㏄+水250㏄。ここに浅ダナ一本を適量混ぜてよく練り込んだものが基エサ。食わせは極上とろろハード。

7番ってことはかなり大きいね?

吉田康雄

「そうですね。長竿チョウチンでも楽勝です」

驚いたのが上バリだ。サイト15号とは、まるで大型釣りの両マッシュで使うサイズだが?

吉田康雄

「そうですかぁ?けっこうこのサイズって使いますよ。知りませんでしたか?」

世間知らずな記者なもので申し訳ない(笑)。

次回も「マゼヒゲをエンジョイ!」です。

<週刊へらニュース編集部・関口/TSURINEWS編>

この記事は『週刊へらニュース』2024年10月4日号に掲載された記事を再編集したものになります。

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