『ヘルボーイ/ザ・クルキッドマン』7月4日公開決定 ─ 史上最もダークなヘルボーイ、降臨
地獄生まれの異形のヒーローが再びスクリーンに帰ってくる。人気コミックを原作とする新作映画『ヘルボーイ/ザ・クルキッドマン』が、2025年7月4日(金)より日本公開となることが決定した。ティザービジュアルが届けられている。
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主演は『デッドプール2』(2018)でブラック・トムを演じたジャック・ケシー。監督はブライアン・テイラーが務める。
今作で描かれるのは、マイク・ミニョーラによる「ヘルボーイ:捻じくれた男」。2008年に発表された同作は、アパラチア山脈の奥地を舞台に、死者が彷徨い、悪魔と契約を交わした村人たちの罪が今もなお渦巻く世界を描く。
物語は、悪魔の右手を持つヘルボーイが、辺境の寒村で起きた奇怪な事件に挑むというもの。過去の罪と対峙する男トム・フェレル、そして死を呼ぶ存在“クルキッドマン”との邂逅。ホラー、ミステリー、フォークロア、アクション、すべてが交錯する、シリーズ屈指のダークな一編だ。
脚本には、原作者ミニョーラ自身が参加。共同脚本はクリストファー・ゴールデンと監督のテイラーが担当している。
新たなヘルボーイ像には、これまでのシリーズとは異なるアプローチが持ち込まれている。バイオレンスとスピード感で知られるブライアン・テイラー監督は、その衝動を抑えつつ、湿り気を帯びたホラー演出を導入。シリーズとしては、ギレルモ・デル・トロ版(2004〜2008)、ニール・マーシャル監督によるリブート版(2019)に続く、3度目の実写映画化。主演のジャック・ケシーにとっては本作が初の主役となる。
『ヘルボーイ/ザ・クルキッドマン』は2025年7月4日(金)より全国ロードショー。