南森町「Cha Cha Mountain」の台湾茶&スイーツでほっこりお茶時間
「Cha Cha Mountain(チャチャ マウンテン)」(大阪市北区東天満)があるのは、JR「大阪天満宮駅」から天満橋筋の方向に向かって徒歩約8分の場所。マンションなどが建ち並ぶ、ゆったりとした雰囲気のエリアです。
●台湾文化が大好き!
●お茶を飲みながらひと息つきたい
●おいしい豆花が食べたい
そんな台湾好きさんに、ぜひ訪れていただきたいお店です。
本場の所作で淹れた台湾茶をいただく
「Cha Cha Mountain」がオープンしたのは、2023年3月。徳島・大阪・台湾のそれぞれに拠点を持つ制作会社「まめぞうデザイン」が、新たな事業としてスタートさせたお店です。
コンセプトは、“忙しい日常の中でもわざわざ立ち寄りたい場所”。代表のドウゾノセイヤ氏が日本と台湾のミックスルーツでもあり、台湾茶を飲んだり作法に触れたりする時間を経て、慌ただしい日常のひと息になるのでは、と考えたのがきっかけです。
お茶は、栽培地はもちろん、発酵の度合いや焙煎方法によって味や風味が大きく異なるもの。「Cha Cha Mountain」ではそんな台湾茶の多彩な味わいを楽しんでほしいと、産地や焙煎度合いの異なる7、8種類のお茶を用意しています。フルーツと相性の良い「東方美人茶」や、甘くやわらかな香りの「阿里山金萱(きんせん)茶」など、台湾から直接取り寄せたお茶はどれも一級品。これらのお茶を、本場の所作で丁寧に淹れていきます。
さまざまな茶器をカウンターに並べてから、熱湯を入れて温めます。熱湯を流したら小さな急須に茶葉をたっぷり加え、改めて熱湯もあふれるほど入れてから蓋をして抽出。高い位置からお茶を大胆に注いでいきます。一つひとつの手捌きがとてもスムーズで、思わず見とれるばかり。
これらの所作は、現地のお茶屋さんに出向いて直接習得したのだそう。淹れたてはお茶の味と香りが存分に堪能できるため、“対面でお茶を淹れてすぐに飲んでもらう”このスタイルはぜひ実現したかったことのひとつでした。
ひと口いただいて、豊かな香りとまろやかな口当たりにびっくり! やさしい飲み心地と爽やかさな後口まで楽しめ、あとひと口、もうひと口と、あっという間に飲み終えてしまいました。
台湾おやつの代表格「豆花」や「饅頭」も外せない
台湾では1年中どこでも食べられる豆花(トウファ)も、本場の味をそのまま再現。豆乳をゆるく固めた豆花に、タピオカや仙草ゼリー、マンゴー果肉、アーモンドをトッピング(時期によってトッピング内容は変更)。三温糖の自家製シロップをかけていただきます。
豆花には近隣の豆腐店から仕入れた豆乳を使っているため、とっても新鮮で濃厚! あっさりとした三温糖シロップや多彩なトッピングともよく合って、するするとおなかに収まります。仙草ゼリーも自家製とあって、仙草ならではの香りと爽やかさもよく引き立っておいしいです。
また、台湾では小さなお子さんから大人まで大好きなおやつ、饅頭も用意。プレーンと黒糖それぞれ1個からオーダーでき、蒸したてでテーブルまで届けられます。
熱々ふわふわの饅頭は、ほんのり甘くて素朴なおいしさ。台湾茶とともに饅頭も口いっぱい頬張れば、台湾旅行気分に誘われます。
デザートドリンクも豊富にラインアップ
本格派の台湾茶だけでなく、冷たいデザートドリンク類もずらりと揃っているのがうれしいところ。どれもテイクアウトOKで、甘さが選べるほかタピオカや仙草ゼリー、ホイップなどのトッピングもできます。
タピオカ入りの「黒蜜ときなこの蜜香紅茶ミルクティー」は、黒蜜&ホイップクリームの濃厚テイストが満喫できるドリンク。きな粉が香ばしいアクセントになって、おいしさをぐんと底上げします。
「いちごの凍頂烏龍茶」は、凍頂烏龍茶ならではの爽やかでフルーティーな香りとフレッシュないちごの風味がマリアージュ。甘みよりも香りが引き立つ、上品で洗練された味わいです。ナタデココのアクセントもGOOD。
台湾の息吹を感じる素敵なカフェ
スタッフさんは一人ひとり台湾茶の淹れ方を熟知し、知識も豊富な方ばかり。台湾茶について気になることがあったり、どんな味わいが好みなのか自分でもよくわからなかったりすれば、これだ!というお茶をおすすめしてくれるので、ぜひ質問してみてくださいね。
ちなみに、ランチ時には台湾のおかずをご飯にドンとのせたお弁当メニューも大人気。売り切れる場合が多いそうなので、電話予約か11時のオープンに合わせて行くのがおすすめです!
おいしくて楽しい台湾茶&台湾スイーツ体験。日々の隙間に気軽に台湾旅行気分を味わってみませんか?