<賢いけど頭悪い?>記憶力が良くても勉強ができなかった。今から強みを活かすとしたら何だろう?
コンピューターが情報を保存できるように、人にも情報を記憶する力を持っていますよね。ただし人には記憶が得意な人とそうではない人がいるのではないでしょうか。記憶力が良かったのに、勉強はできなかったと感じている人もいるようです。ママスタコミュニティにもあるママからこんな投稿が寄せられました。
『よく人から「記憶力がすごくいい!」と言われます。とくに人の顔と名前はよく覚えています。ただ記憶力が良くても学生時代、勉強はできませんでした。記憶力と頭の良さは関係ないんですね』
投稿者さんは、一度見た人の顔と名前を覚えることができるようです。ただし「自分の記憶力の良さを勉強に活かしきれなかった」と後悔していますよね。ママスタのママたちはどうでしょうか。ママたちの声を紹介します。
記憶力を勉強に活かせなかったママたちの後悔
『私も記憶力だけは良かった。アホだから、理解はできないけど、それで勉強も何とか乗り切った。40歳になったら記憶力もなくなってただのアホになってしまった……』
『同じく。この記憶力を勉強に活かせたらなと後悔している』
『わかる、わかる。私も記憶力いいけど勉強はできない。考える力が足りないんだろうね』
みなさん、投稿者さんと同じく記憶力がいいのに勉強ができなかったことに悔やんでいますよね。記憶力が良いことはそれだけでも強みになると思いますが、そんな自分を肯定できずにいるようです。自分の良さを活かせないと自分への落胆も強くなってしまうのかもしれませんね。
ただし、ひと口に記憶といってもさまざまな記憶がありますよね。たとえば、若い頃にスキーができるようになると、ブランクがあっても体が覚えていることはありますよね。一方、情報のインプットが得意でもすぐ忘れてしまう記憶もあります。インプットが得意なだけでは、勉強はうまくいかないと感じているママたち。最終的には、「勉強には記憶力+考える力が必要」との結論に至ったようです。
記憶力の良さを活かす生き方とは……?
『私の姉、記憶力いいよ。友人知人の誕生日とか出身地、親御さんの職業とか、ほんとに何でもよく覚えてる。勉強もかなりできたよ。塾に行かずに現役で旧帝大。何を相談しても、話がスッと通じるから、頭がいいんだなぁって感心する』
一方、記憶力の良さを勉強につなげることに成功している人もいました。こちらのママのお姉さんは、知的好奇心が強いのかもしれませんね。新しいことに学ぶ楽しさを知っている人は、次から次へと自分の興味を学習にスライドしていけるのかもしれませんよね。
今まで自分の記憶力を活かせなかったと後悔しているママも、実は遅くないかもしれません。大人になると学生のようにテストはありませんが、記憶力の良さを活かす生き方もできるでしょう。たとえば、ジュエリーが好きな人であれば、鉱石の種類を覚えてみたり、語学が好きな人は、新しい語学に挑戦してみたりするのもよさそうです。人より秀でた能力があるのですから、それを武器にして前向きな行動に落とし込んでみてはいかがでしょうか。
人の顔と名前を覚えられるのは、強みになる!
『うらやましい。私は人の顔と名前は覚えられない。参観とかで話し掛けられても「誰のお母さんだろ?」と思いながら話している。IDカードの名前をさりげなく見ています。そんな状態で、結局名前もわからないまま卒業した』
『記憶力いいと仕事に役立つんじゃない?』
さらに投稿者さんをうらやむ声も寄せられました。たしかに人の顔と名前をすぐ覚えられると、接客業などの仕事に役立ちそうですよね。投稿者さんは人の顔と名前をすぐ覚えられるということは、投稿者さんは人が好きなのかもしれません。たとえば、電車の名前や恐竜の名前をあっという間に覚えてしまう子っていますよね。子どもは自分の興味に素直で純粋ですから、そんな離れ技ができるのでしょう。
記憶力が勉強につながらず、自己肯定感の低い人は、童心に返って、どんなことをよく覚えることができたのかを振り返ってみてください。過去を振り返ることで、忘れかけていた自分の好きを思い出せるかもしれません。そうすれば、今までの後悔は消え、前向きに未来に向けて行動できるのではないでしょうか。 ぜひこの機会に振り返り、これからの人生を謳歌してくださいね。