高知の絶品ご当地グルメ「鍋焼きラーメン」レシピと魅力を解説!
高知県洲崎市のご当地グルメ「鍋焼きラーメン」とは?
鍋焼きラーメンは高知県須崎市のご当地グルメ。戦後まもなく開業した「谷口食堂」が発祥と言われ、保温のためにラーメンをホーロー鍋で提供したことがはじまりです。近年では土鍋に変わり、お店だけでなく家庭でも愛されるグルメへと進化していきました。
しょうゆベースのスープに硬めのストレート麺、親鳥の肉を入れるのが特徴的。土鍋なので熱々の状態が長続きし、最後までおいしくいただけます。
鍋焼きラーメンには具材やスープなどの定義がある!?
須崎市が定義する鍋焼きラーメンの条件は7つ。
「親鳥の鶏ガラしょうゆベースのスープ」「細麺ストレートで少し硬めに提供」「具材は親鳥の肉、ねぎ(わけぎ)、ちくわ(すまき)、生卵」「器は土鍋(ホーロー鍋や鉄鍋も可)」「提供はスープが沸騰した状態」「たくあんを添える」「おもてなしの心を込める」が定義されています。
卵が絡んだ鍋焼きラーメンはクセになる!
しょうゆベースのスープに鶏もも肉の旨みが染み込み、自宅で作ったとは思えないほどコクのある味わいです。最初は卵をくずさずそのままひと口。あっさりしていて食べやすく、老若男女問わず好まれる味という印象です。
卵をくずすと、まろやかな味わいが麺に絡みつき絶品!食べ終わったらスープにごはんを入れて、雑炊にしていただきました。やさしくてほっこりするおいしさです。カレー味にしたりキムチを入れて辛くしたりしてもおいしそう!と感じました。
簡単でおいしい!鍋焼きラーメンレシピ
調理時間:20分
自宅で簡単に作れる鍋焼きラーメンのレシピをご紹介します。本場では親鳥の鶏ガラでスープをとりますが、家では手軽に鶏ガラスープの素で代用しましょう。シンプルな味わいに鶏肉の旨みが染み込み、絶品ですよ。わけぎがなければ長ねぎで代用し、中華麺はインスタントラーメンでもかまいません。
材料(1人分)
中華麺:1袋(120g)
鶏もも肉:100g
ちくわ:1本
長ねぎ(青い部分):1本分
卵:1個
水:500cc
調味料
鶏ガラスープの素:小さじ1杯
しょうゆ:大さじ1杯
みりん:大さじ1杯
酒:大さじ2杯
レシピのポイント・おいしく作るコツ
コツ・ポイント
わけぎがなければ長ねぎで代用
親鳥の鶏ガラでスープをとらなくても、鶏もも肉から旨みが出る
麺はストレート細麺で少し硬めに仕上げる
スープは熱々に温める
わけぎがなければ長ねぎで代用可能です。本場のように親鳥の鶏ガラでとらなくても、鶏もも肉から旨みが出るので十分おいしいスープが完成します。
麺はストレート細麺で少し硬めに仕上げると、食べるときにちょうどよい食感になりますよ。スープは熱々に温めていただきましょう。
下ごしらえ
材料を切る
・鶏もも肉はひと口サイズに切る ・長ねぎは4cm幅に切る ・ちくわは2cm幅に切る
作り方
スープを作る
水と調味料を鍋に入れて煮立たせます。
鶏もも肉を煮込む
鶏もも肉を入れて、中火で4分ほど煮込みます。
アクが出たら取ります。
材料を入れる
中華麺とちくわ、長ねぎを入れます。
卵を入れる
卵を入れて中華麵の表記時間より1分早くゆでます。
完成
完成です。
熱々でおいしさが続く!鍋焼きラーメンを楽しもう
鍋焼きラーメンは自宅で簡単に作れるレシピ。まずはしょうゆベースでいただき、カレー味やキムチ味などのアレンジに挑戦してみるのもよいですね。土鍋やホーロー鍋で作るため、時間が経っても熱々で最後までおいしく堪能できますよ。
鶏もも肉の旨みが出たスープも余すことなくいただきましょう!高知で愛される理由が分かる鍋焼きラーメンを、ぜひ試してみてくださいね。