円満雄剣役で阿座上洋平さんもサプライズ登壇した『ディズニー ツイステッドワンダーランド ザ アニメーション』スペシャルステージをレポート【AJ2025】
2025年3月22日(土)、東京ビッグサイトで開催中のAnimeJapan2025”GREEN STAGE”にて『ディズニー ツイステッドワンダーランド ザ アニメーション』のイベントとなるスペシャルステージが行われました。
ステージにはリドル・ローズハート役の花江夏樹さん、エース・トラッポラ役の山下誠一郎さん、デュース・スペード役の小林千晃さん、グリム役の杉山紀彰さん、ディア・クロウリー役の宮本充さん、そしてサプライズゲストに円満雄剣役としてステージ上で発表された阿座上洋平さんが登壇しました。
本稿では、サプライズあり、たっぷりのトークありで大盛りあがりとなったステージの模様をレポートしていきます。
【写真】『ディズニー ツイステッドワンダーランド ザ アニメーション』ステージレポート【アニメジャパン2025】
宮本さんの登壇に、ボイスキャスト陣もワクワク
MCの鷲崎健の呼び込みで、花江さん、山下さん、小林さん、杉山さん、宮本さんが登壇。
宮本さんが『ツイステ』のステージに登壇するのは珍しいしということで、ボイスキャスト陣もここでしか聞けない話を聞きたいと興味津々な様子でした。
まずはMCから『ツイステ』という作品を初めて聞いたときの印象を聞かれると、花江さんは子供の頃はヴィランズに怖いイメージがあり主人公側の目線でみていたが、大人になってから改めてみるとヴィランズにもかわいらしさがあり、より作品の面白さがわかるようになったとコメントします。
宮本さんも悪役が主人公というのにびっくりしたけれど、役者としては思いっきり悪役を演じたいという気持ちもあるとコメントし、キャスト一同から共感を得ていました。
続いてアニメーション化への気持ちを尋ねられると、みなさんゲームで演じた時のことを思い出しつつ、ゲームより動きがあること、そしてゲームで5年間演じてきたキャラクターを、改めて演じることに楽しみを感じているようでした。
ここで花江さんよりステージを見ているみなさんに「素敵なプレゼント」があるということで、初解禁となるティザームービーが公開。
ティザームービー内ではコミカライズ『TWISTED-WONDERLAND THE COMIC ~EPISODE of HEARTSLABYUL~』の主人公・円満雄剣の姿と声も確認でき、会場では大きな歓声が上がりました。
サプライズゲスト・阿座上洋平さんの登場に、会場は大盛りあがり!
そしてその円満雄剣のボイスキャストとして、阿座上洋平さんがサプライズ登場! 大きな拍手と共に迎え入れられました。
阿座上さんは雄剣について、ツイステに迷い込んだ、現実世界の高校生。剣道部の副将を務める真っすぐで誠実な男と紹介します。そんな彼がツイステの世界に迷い込むも、魔法が使えないのをどう克服していくか。雄剣の視点からツイステの世界を楽しんでいるとコメント。他キャストも「雄剣にピッタリ」と阿座上さんをべた褒めしていました。
続いてのコーナーでは、「ちょっと厳しめな自分だけの決まり事」をテーマにトークしていきます。あらかじめ全員にフリップを書いてもらったということで、一斉にオープン。それぞれを深堀りしていきました。
トップバッターの阿座上さんは、「ゲームの難易度はいつだって”一番難しい”を選ぶ!!」歯ごたえがある難易度でプレイして、作品のパワーを感じたいそうです。
続いては山下さん。シンプルに「食べた分うごけ」とパワー溢れる文字で回答。ラーメンなどを食べちゃった際は、内なる自分が「2駅歩け」と言ってくるそうで、毎日1万歩歩くのを目標にしているとのことでした。
3人目の小林さんも食ネタで、「お蕎麦の二度漬け禁止」。以前は大好きなお蕎麦を汁にたっぷり漬けて食べていたそうですが、とある食通の先輩に言われ、一度だけ漬けて食べるようにしたところ、ハマってきたそう。「大人になっちゃった」というコメントもしていました。
4人目の花江さんはたっぷり回答で、「朝起きたら「朝に強い人」を憑依させ「オレは朝に強いんだぁ~!」と言いながら支度をしなければならず……厳しい。」。朝に弱いため、朝に強い人を思い浮かべながら、朝頑張っているというエピソードで笑いを誘っていました。
5人目、杉山さんの回答は「ニャンコファースト」。仕事で疲れて家に帰ってきて、家事などをしたくないなと思っても、必ず自分の用事より先ににゃんこのお世話を優先しているそうです。まさに「ニャンコファースト」な杉山さんに拍手があがっていました。
締めの宮本さんは「立った日から本をはなす」。本とは舞台の台本のことで、読み合わせの時はみんな座って練習し、その後立ち稽古に入ると台本を持ったまま練習する人がほとんどだとか。ですが、宮本さんはその立ち稽古に入る段階ですべてセリフを覚えきって、立った日=立ち稽古の時から台本を持たずに練習すると自身に定めているそうです。その心がけや役者としての姿に、キャスト一同感心している様子でした。
全員の発表が終わったところで、イベントは惜しむらくも終了のお時間に。最後に登壇者を代表して、阿座上さんと花江さんがコメントを送ります。
阿座上さんは「キャストのみなさんに暖かく迎えてもらい、やりがいのある役をもらえたので、作品のために頑張ります、楽しみにお待ち下さい」と緊張の面持ちでコメント。
花江さんは「長くやってきた『ツイステ』がアニメになるのはすごく嬉しいこと。アフレコもすごい気合が入っています」と意気込みを述べると共に「ゲームでは喉がちぎれるかと思うほどだったのに、またあれをやるのかと思うと恐怖と楽しさのどちらもあります。その成果をみんなの目で確かめてほしいです」とアニメーションへの期待が高まるコメントと共にイベントは終了となりました。