年末コンサートに向け31日に体験会 名張第九を歌う会
「名張第九を歌う会」が、11月30日に開催する「第九コンサート」に出演する合唱メンバーを募集するため、5月31日午後7時から同9時まで、名張市上八町の名張市民センターで「第九体験会」を開催する。参加無料。
同会は今年で発足35年を迎えるが、コロナ禍の2年間を除いて毎年、同市松崎町のadsホールでコンサートを開催してきた。今年は33回目で、伊賀地域で活動している伊賀コミュニティオーケストラを迎え、初めての共演が実現する。
体験会の参加対象は、合唱経験の有無を問わず、初心者でも可。同会には現在、10代から80代の55人が所属しているが、本番では70人以上の合唱団を編成する予定だ。
体験会では、ベートーベンが作曲した「第九」の魅力を体感してもらうため、コンサートの模様をDVDで鑑賞し、「喜びの歌」を現メンバーと合唱する。原語(ドイツ語)で歌うが、ふりがな付き楽譜で丁寧な指導がある。
第九の練習は、体験会翌週の6月7日から、毎週土曜の午後7時から同9時まで、同センターで。合唱指導は声楽家の一海靖晃さん。ピアノは桂富佐さん。
同会代表の松岡寿夫さんは「今年のコンサートは、合唱もオーケストラも全て伊賀地域のメンバーによる記念すべき演奏会。歓喜の歌をオーケストラと共演し、感動を味わいましょう」と参加を呼び掛けている。
申し込み、問い合わせは事務局の山田さん(090・7045・3383)まで。