DC映画『クレイフェイス』製作決定 ─ 『ザ・バットマン』マット・リーヴス製作、脚本は『ドクター・スリープ』監督
ジェームズ・ガン率いるDCスタジオが、新作映画『クレイフェイス(仮題)』の製作を正式に決定した。米が報じている。
コミック「バットマン」シリーズのヴィランであるクレイフェイスは、1940年6月に初登場。ホラー映画俳優のベイジル・カルロが、自身の演じた怪物“クレイフェイス”のマスクを被ってキャストとスタッフを殺害したのち、容姿と声を自在に変化させる能力によって悪事を働くようになる。日本発のDCアニメにも登場したキャラクターだ。
報道によると、脚本は『ドクター・スリープ』(2019)の監督マイク・フラナガン。ドラマ「ザ・ホーンティング・オブ・ヒルハウス」(2018)「ザ・ホーンティング・オブ・ブライマナー」(2020)「アッシャー家の崩壊」(2023)を手がけたほか、スティーヴン・キングの同名小説を長編映画化した主演作『ライフ・オブ・チャック(原題)』が米国公開を控えている。
もっとも、フラナガンは現在『エクソシスト』シリーズのと、を控えており、監督を務められる状況にはない。DCスタジオは2025年初頭の撮影開始を目指して監督の検討を進めており、発表の時期も近いということだ。
フラナガンは2021年からクレイフェイスの映像化に興味を示し、SNSにて「ホラー/スリラー/悲劇の単独映画として作りたい」との意志を明かしていた。2023年4月の時点で『クレイフェイス』実現のためスタジオ側と面会したとが、1年半以上が経過し、いよいよ製作にゴーサインが出たということだ。
プロデューサーは『THE BATMAN-ザ・バットマン-』(2022)のマット・リーヴスと、ウェズリー・スナイプス版『ブレイド』シリーズのリン・ハリス。リーヴスが携わるあたり、ガンが統括する新DCユニバースの正史には属しない可能性もありそうだが、現時点で作品の位置づけは不明。『ザ・バットマン Part II(原題)』にクレイフェイスが登場する可能性も一時伝えられたが、これはガンによってされている。
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