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クリストファー・ノーラン『オデュッセイア』イタリアの島々で撮影を敢行 ─ 『オッペンハイマー』と同じくロケ地も本物志向

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監督による最新作『オデュッセイア(原題:The Odyssey)』の撮影が、イタリアのシチリア州にて行われることがわかった。米が報じている。

本作は詩人ホメロスによる英雄叙事詩『オデュッセイア』を、ノーラン自らの脚本で映画化するもの。トロイア戦争のあと、イタカの王・オデュッセウスは、故郷をめざして旅をするなかで実際にシチリアを訪れたといわれる。シチリアでの主な撮影は、オデュッセイアたちがヤギのバーベキューや食料の買い出しのため上陸したとされる、シチリア島西方のファヴィニャーナ島で実施されるようだ。

撮影は2025年2月に開始される予定だが、報道によると、ファヴィニャーナ島での撮影は約2ヶ月後に始まる見込み。したがって、ノーラン率いるチームがこの場所にやってくるのは3月中旬~4月上旬ごろとみられる。ファヴィニャーナ島のほか、シチリア島の北方に位置するエオリア諸島でも一部の撮影が実施されるようだ。

イタリアでの撮影は、『教皇選挙』にてローマでの撮影を指揮した製作会社Wildsideが担当。現地での撮影を管理するラインプロデューサーには、『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』(2023)でイタリア班を率いたエリック・パオレッティが起用された。

既報によると、ノーランはシチリアのほか、イギリスとモロッコでも撮影を実施予定。目撃情報によると、モロッコではすでに撮影セットの準備が進められているという。

ノーランは前作(2023)でも、理論物理学者J・ロバート・オッペンハイマーを正しく描くため、オッペンハイマーゆかりの地にこだわって撮影を敢行。オッペンハイマーが家族と暮らした実際の家をはじめ、本人が勤務したカリフォルニア大学バークレー校、プリンストン高等研究所などがロケ地として使用された。神話的叙事詩である『オデュッセイア』でも、ノーランはできるかぎりリアルな撮影をめざしているようだ。

出演者はマット・デイモン、トム・ホランド、アン・ハサウェイ、ゼンデイヤ、ルピタ・ニョンゴ、シャーリーズ・セロン、ロバート・パティンソン、ジョン・バーンサル。脚本はノーランが執筆し、プロデューサーはエマ・トーマスが務める。製作・配給はユニバーサル・ピクチャーズ。

映画『オデュッセイア(原題:The Odyssey)』は2026年7月17日に米国公開予定。

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