【守谷市】夏休み「こども新聞をつくろう」2025 こども記者の視点が社会を映す
「おとうと新聞」「バスケ新聞」に「サメ新聞」…! 守谷市民活動支援センターでは、子どもたちの「聞く・書く・伝える」楽しさを育む夏休み企画を今年も開催します。
ぼくのわたしの体験が記事になる夏
夏休みの自由研究にもぴったりな「こども新聞」への応募が、今年も守谷市民活動支援センターで始まります。
守谷市内の小学4年生〜6年生を対象に、自分で見て聞いて調べたことを1枚の新聞にまとめるもので、今年で14回目です。
きっかけは2011年の東日本大震災でした。
復興支援として「福島にひまわりの種を送ろう」という呼びかけがあり、その中で、子どもたちが地域や人とのつながりを感じ、自分の思いや発見を言葉にする力を育てたいと、翌2012年からこの取り組みを始めました。
個性が光るユニークな新聞がいっぱい
毎年、思わず笑みがこぼれる個性が光る新聞がいっぱい。
例えば、石ころを貼り付けたためにホームページ掲載用のスキャンができなかった新聞や、弟への愛を熱くつづった新聞、祖父が鶏を解体する様子を記録した新聞など、どれも子どもらしい視点で、大人にとっては斬新。
テーマやジャンルに制限はなく、子ども自身が関心を持ったことを自由に追い、構成し、文章にまとめます。この企画を夏休みの課題に取り入れた学校もあるそうです。
人に伝える楽しさを感じてほしい
新聞は守谷市内の大型商業施設や公共施設に展示され、地域の人々の目にも留まります。
それを見た新聞社の記者が新聞コンテストへの応募を勧め、優秀賞を受賞した子も。
「聞く力や表現力を身に付けて、人に伝えることの楽しさを感じてほしい」と同センターの担当者。
書くことで気づく自分の視点、伝えることで広がる社会とのつながり。
その第一歩を、今年も多くの子どもたちが踏み出します。
詳細は同センターのホームページで確認を。過去の作品も見られます。
(取材・執筆/ふくちゃん)
問い合わせ
電話番号/0297-46-3370 守谷市民活動支援センター
ホームページ/https://moriya-cac.org/