都市対抗野球大会の組み合わせ決定 ヤマハ34年ぶり優勝へ 昨年は決勝進出
■7月19日開幕 ヤマハは初戦で明治安田と対戦
社会人野球の最高峰・都市対抗野球大会の組み合わせ抽選会が6月16日に行われた。昨年33年ぶりに決勝進出を果たしたヤマハ(浜松市)は、初戦で明治安田(東京都)と対戦。大会は7月19日に開幕する。
今年で95回目を迎える都市対抗野球は社会人野球の頂点を決める最高峰の大会と言われている。全国の各地区予選を勝ち抜いた32チームが参加する。浜松市に本社を置くヤマハは7月20日に明治安田と対戦する。
ヤマハは6年連続45回目の出場となる。東海地区2次予選の決勝では三菱自動車岡崎に延長10回タイブレークの末、逆転サヨナラ勝利。東海地区第1代表として全国の頂点を目指す。
ヤマハは昨年、都市対抗野球の決勝戦に進んだ。初戦の日本製鉄鹿島(鹿嶋市)に7-3で逆転勝利すると勢いに乗って、JR東日本東北(仙台市)、三菱自動車岡崎(岡崎市)、王子(春日井市)を撃破した。
トヨタ自動車に2-4で敗れて日本一には一歩届かなかったが、優勝した1990年以来、33年ぶりに決勝へ駒を進めた。ヤマハは第43回、58回、61回大会と過去3度優勝している。
■静岡高-明治大の水野匡貴投手ら 静岡県出身選手5人
ヤマハには静岡県出身の選手が5人所属する。投手陣は静岡高校から明治大学に進んだ水野匡貴投手と掛川西高校からヤマハに入った沢山優介投手がいる。相羽寛太内野手は静岡高校出身。大本拓海捕手は掛川西から立命館大学、中田悠斗外野手は藤枝明誠から中央大学を経てヤマハに入っている。
第95回都市対抗野球大会は7月19日に開幕し、30日に決勝戦が予定されている。1回戦から決勝まで、試合会場は全て東京ドームとなっている。
(SHIZUOKA Life編集部)