mabanua、新作EP『Minds & Colors』をリリース 「今のmabanuaの名刺代わりとして差し支えないEPです」
Hip-Hop、R&Bからオルタナまで、ジャンルの垣根を超え、mabanuaというフィルターを通した楽曲をコンパイルしたEP『Minds & Colors』が完成した。
EP『Minds & Colors』には、既発曲であるSuperorganismのボーカルOronoをフィーチャリングした「Coffee Excess feat. Orono (Superorganism) & Lennon」、マライア・キャリーやチャイルディッシュ・ガンビーノのコーラスなどで活躍するNicholas Ryan Gantをフィーチャリングした「So Real feat. Nicholas Ryan Gant & Suede Jury」、ヒップホップ・クルー“CIRRRCLE”の元メンバーAmiideとJyodanによるユニット Otomodatchiとコラボレーションした「On Everything feat. Otomodatchi」、そして今年2月にリリースしたジャジーでローファイなインスト曲「Conflicting」に加え、2018年にリリースした3rdアルバム『Blurred』以来となる自身がボーカルを務める新曲「All Right」を収録。
新曲「All Right」に関してmabanuaは、“制作を始めたのは1年程前のとある夜、眠りに落ちる寸前に頭の中で聞こえてきたメロディで、忘れる前に大急ぎでiPhoneに鼻歌を吹き込んだのを覚えています。世の中が目まぐるしく動く中、意外と近しい幸せを見失いがちだなと。今を楽しんで生きるということを忘れているのは一番勿体ない。そして近しい人を幸せにすることから全て始まるんじゃないかと。そんな思いを曲にしました”と語る。ドラマー、ビートメーカー、プロデューサーとして活動するmabanuaだが、今回“シンガー”という側面に光を当てた楽曲は、全編英詞で綴った愛のメッセージとmabanuaの柔らかい歌声が心を満たす広義でのラブソング。目まぐるしく動く現代社会で、肩の力を抜いて流れに身を任せ大切なものを見失わずに生きること、シンプルであり難しくもある人生の本質的な部分を再認識させてくれる楽曲となっているとのこと。
また、SuperorganismのOronoによる、先行配信されたシングルのジャケットシリーズは、それぞれがパズルの1ピースとなり、本EPでひとつの大きなアートワークとなってついにその全貌が明らかになった。よく見るとシングルのアートワークとは少しずつ異なるデザインがあしらわれ、Oronoらしいギミックに飛んだ作品となった。
Comment by mabanua
mabanua史上、最も幅広くカラフルに、隅々までこだわって作り上げられた作品かもしれません。
ビートやメロディは何度も調整を繰り返したし、Oronoがデザインしてくれたジャケ群に触発されて作った音もたくさんあります。
インストからフィーチャリング曲、自分が歌う曲まで、今のmabanuaの名刺代わりとして差し支えないEPです。