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【PickUp】創業200年以上続く老舗酒蔵が新設した新道蒸溜所

Dear

新道蒸溜所の外観(C)DearWHISKY

豊かな自然に囲まれる福岡県朝倉市に、2021年に新設された新道蒸溜所。
創業200年以上続く老舗酒蔵 篠崎酒造が新たに取り組んだのがウイスキー事業です。本記事ではそんな新道蒸溜所についてご紹介します!

【写真】新道蒸溜所(全6枚)

新道蒸溜所とは

新道蒸溜所は、福岡の地で​​200年以上前から清酒・焼酎・甘酒などの酒類を造り続けてきた篠崎酒造が、2021年のウイスキー事業開始に伴い新設されました。

「THE QUEST FOR THE ORIGINAL(独創性の追求)」をコンセプトに、基本を押さえた上で、世の中に普通にあるものではなく、これからのスタンダードになるものを追求するべく、常に新しいことに挑戦し続けています。

ウイスキーをつくる上でのこだわり

1.土地の気候に合わせたウイスキーづくり

糖化タンク (C)Dear WHISKY

ウイスキーをつくる工程で、糖化タンクで麦芽を糖化しますが、粉砕した麦芽に温水を加える際、温水の温度調整や敷湯に特に注意をはらっています。

朝倉の土地は、夏は極めて暑く冬は氷点下になる程寒いという気候の特徴を持っていることから、ステンレスでできている糖化タンクは外気温による影響を受けやすいのだそう。

2.環境に配慮

麦芽のかす (C)Dear WHISKY

また、麦芽を粉砕した後に出てくる麦芽のかすは、かなり水分を含んでいます。
この麦芽のかすの水分を切ると、家畜の餌として再利用することもできますが、日本ではまだ水分をきるための設備や運送の環境が整っていません。

新道蒸溜所では今後、こうしたものの再利用も行っていきたいと考えているそうです。

新道蒸溜所は現在一般公開はされておりませんが、近いうちにビジターセンター建設の予定もあるそうです!
その際はぜひ皆さんも行ってみてはいかがでしょうか?

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