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赤字覚悟!? インパクト抜群の「4大丼」が味わえる老舗食堂とは(長沼町)

北海道Likers

画像:北海道Likers

長沼町には全国から名物『赤字丼』を求めてやって来るお店があります。その名も『いわき』。名物『赤字丼』をはじめ、キャッチーなネーミングの『黒字丼』『白字丼』『黄丼』とは一体どのようなどんぶりなのでしょうか!?

今回は、商標登録もされている“4大丼”を提供している老舗食堂『いわき』を紹介します。

商標登録されている「いわきの4大丼」とは

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長沼町にある食事処『いわき』は、1979年の創業以来、地元で長く親しまれてきた老舗店。地元の人たちにとってはおなじみの一軒で、やさしい雰囲気と手間ひまかけた料理が、長年愛され続けています。

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そんな『いわき』の名物といえば、見た目のインパクトも味の満足度も抜群な“4大丼”。このユニークな丼を目当てに、遠方から足を運ぶ観光客も多いのだそう。

この“4大丼”は商標登録されたオリジナルメニューで、『いわき』でしか楽しめない逸品。地元食材と店のこだわりが詰まった、他にはない特別などんぶりです。

1:長沼町名物! 伝説の「赤字丼」

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『赤字丼』(1,900円)は創業当初から人気で、はじめは普通の『エビ天丼』という名前でしたが、お客さんからの「赤字になるんじゃないの?」という一言をきっかけに『赤字丼』という名前に。

1本約20cmのブラックタイガーが5本、どんぶりからはみ出る姿は圧巻です。サクサクの衣に身がぎっしりと詰まり、ひとくち食べるごとに海老の旨味甘味が感じられます。ピリッと山椒が効いた甘辛いたれがかかったご飯との相性は抜群です。

お米は長沼産の『ゆめぴりか』と『ほしのゆめ』のブレンド、もっちりとした粘りとつや、柔らかな食感が特徴で、『赤字米』として4大丼と同様、なんと商標登録もされているそうです。

2:ズワイガニが贅沢すぎる…「黒字丼」

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『赤字丼』と対をなすネーミングの『黒字丼』(2,300円)は、ズワイガニを贅沢に使った、1日限定15食の人気メニューです。「黒字になるから」ではなく、「“赤字丼”があるなら“黒字丼”も」という遊び心から名付けられたのだとか。

天井に向かって立ち上がるように盛りつけられたズワイガニは、繊細な甘みが特徴。カニ脚とは異なる味わいや食感が楽しめる、身の詰まったカニ爪も一緒に堪能できます。

エビ天丼はよく見かけますが、カニ天丼は北海道ならではの贅沢な一杯です。

3:彩り鮮やかな「白字丼」

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『白字丼』(1,550円)は、北海道産の豚肉を使った照り焼きに、わさびマヨネーズをかけたパンチのある一杯。肉厚な豚肉とピリッとしたわさびマヨの相性が抜群で、思わず箸が進みます。

パプリカ、さやえんどう、スライスしたさつまいもなどもトッピングされており、彩りも鮮やか。見た目にも楽しめる丼です。

4:こってり&しそがアクセント「黄丼」

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『黄丼』(1,500円)は、サクッと揚がった豚カツにたっぷりのデミグラスソースをかけ、とろとろの半熟目玉焼きをトッピングした一品。

半熟卵を崩しながら豚カツと一緒に頬張れば、まさに至福の味わい。タレがしっかり染みたご飯の上にはしそも添えられていて、こってりとしたコクの中に、さっぱりとした爽やかさが絶妙なバランスを生んでいます。

食べ比べをしたくなる4大丼

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それぞれの丼は、名前にちなんだ色の食器が使われており、赤・黒・白・黄色とバリエーション豊か。4種類を並べると見た目にも華やかで、思わず食べ比べたくなります。

この4大丼の他にも、そばや五目中華、ハンバーグなどの豊富なメニューが揃っており、大人から子どもまで楽しめるお店です。

画像:北海道Likers

また、『赤字丼のたれ』(450円)は、水飴や山椒、一味唐辛子などを使った、とろりと甘辛い味わい。筆者はこのたれで豚丼をよく作っていますが、天丼はもちろん、鰻丼や炒めものにもよく合う万能調味料です。

容器に描かれている殿様は、代表取締役の岩城さん親子がモデル。店先では、先代社長が「どこから来たの?」と声をかけてくれるのが恒例で、地元の方にも観光客にも分け隔てなく話しかけてくれるのだとか。

さらに、『赤字漬』(600円)は、青なんばんを漬け込んだ『いわき』特製のピリ辛三升漬。ごはんのおともや酒のつまみにぴったりです。

詳細情報

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店舗名:いわき
住所:北海道夕張郡長沼町中央南1-6-30
電話:0123-88-0122
営業時間:11:00~15:00 ※入店は14:45まで
定休日:火曜日(不定休あり)

北海道Likersライターのひとこと

「“赤字丼”って知ってる?」という友人の一言に惹かれて気になり、訪れた体験が、今回この記事を書くきっかけになりました。

食べきれない場合は、持ち帰り用のプラスチック容器をいただけるのでご安心を。長沼町へ出かけた際は、ぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。お会計は現金のみとなりますので、ご注意くださいね。

取材・文/丸井 緑子

※この記事は取材時点の情報です。最新の情報は各店舗・施設にお問い合わせください。
※文中の価格はすべて税込みです。

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