『スーサイド・スクワッド』キャプテン・ブーメラン役、まだ再演を諦めていない ─ 「オリジン・ストーリーをやるという夢がある」
DC映画『スーサイド・スクワッド』(2016)『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』(2021)に登場したキャプテン・ブーメラン役のジェイ・コートニーは、まだ再演の可能性を諦めていない……?
キャプテン・ブーメラン/ディガー・ハークネスは、その名の通り“殺人ブーメラン”を操る悪党で、『スーサイド・スクワッド』で実写映画初登場。ジェームズ・ガンが監督・脚本を務めた『ザ・スーサイド・スクワッド』では、ハーレイ・クインから「ブーマー」と呼ばれていた。
米のインタビューにて、コートニーはキャプテン・ブーメラン再演の可能性を問われるや、「現時点ではないと思います。いつも正直にお話ししているんです」と応答。しかし、再演やスピンオフの可能性には今でも期待を持っていることを明かした。
「ブーメランは演じていてとても楽しかったから、なんらかの形で帰ってくるところを見たいですね。今のところ、DCの“解雇対象者リスト”には入っていないと思うんですよ。ただ、それは誰にもわからないこと。僕にはずっと、彼のオリジン・ストーリーをやるという夢があるんです。」
コートニーは折にふれてキャプテン・ブーメラン再演の希望を口にしており、2022年7月にも「何度も繰り返し演じたい役です。本当に楽しいし、僕にとってはある意味ですごくやりやすい役だから」と語っていた。今回も、「彼が最も愛されているキャラクターではないことは知っています。だけど、あの世界で生意気かつ陽気なことをするのはすごく面白い。もしも“あの役を復活させてほしい”と言われたら受け入れますよ」と述べている。
ところでキャプテン・ブーメランは、コミックではフラッシュの宿敵のひとりであり、『スーサイド・スクワッド』でも強盗の最中にフラッシュに捕まっている。これを踏まえてだろう、じつは現時点で最後の登場は『ザ・フラッシュ』(2023)で、ほんのわずかにCGのなかに映り込む形でカメオ出演を果たした。しかしながら、これは過去映像を利用したCG出演とみられている。
ところで、新生DCユニバースを統括するジェームズ・ガンは『ザ・スーサイド・スクワッド』でキャプテン・ブーメランを再登場させたとあって、今後のDC作品でも再登場の可能性はまだ残されているはず。ファンにとってもまだ諦めるのは早い?
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