【19坪の平屋】ミニマルな暮らしを実現。廊下スペースが書斎に!?
ご紹介するのは、延べ床面積19坪のコンパクトな平屋。ペットの猫と暮らす家となっており、廊下や床を活用して無駄なスペースを省いた間取りとなっています。
ペットと暮らすミニマリストの家を見ていきましょう。
ポイント①コンセント穴を床に埋め込んですっきりと
部屋をすっきりと見せるには、延長コードや電源コンセントなどを見えない場所に置くことがポイントです。リビングとダイニングの間に床用コンセントを埋め込むことで、コンセント穴が目立たないだけでなく延長コードが必要ないよう工夫しています。
時にはリビングのこたつ、またある時にはダイニングのホットプレート用…といったように、延長コードがなくても両スペースで電化製品を使える点がポイントです。
ポイント②仕事ができる!?廊下スペース
LDKから主寝室につながる廊下の壁には「エマウォール」というホーロー内装材が張られています。ホーローとは、食器類などに使われる、表面がつるつるとした素材のこと。この内装材を廊下に取り入れ、ちょっとしたワークスペースに。
家族へのメモを残すスペースとしても活用できますよね。
ポイント③引き込み戸でスペースを確保
脱衣所の扉は、壁と壁の間に扉が引き込まれる「引き込み戸」を採用しています。上下に開く開き戸よりも左右にスライドして開閉する引き戸のほうがスペースを多く確保できるといわれていますが、引き戸の場合はドアの両側に家具が置けない…というケースも。引き込み戸にすることで、引き戸と違って扉が完全に壁の中に入るため、両側に家具を置きやすくなります。限られた面積でも工夫して設計することにより、効率的にスペースを確保しながら住み心地の良い家に仕上がるのです。