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ミキサーいらず!!スプーンやお玉で作れる【かぶのとろとろポタージュ】

TBSラジオ

日々の天気や街のトレンド、おいしいゴハンに大人の悩み、社会の仕組み・・・1日イチ「へぇ~」なトピックスを。
新進気鋭のコラムニスト、ジェーン・スーが、生活情報や人生の知恵をナイスなミュージックと共に綴る番組。

ゲストは、料理研究家の浜内千波さん!

浜内さんには、いつもは旬の食材を使った簡単料理や季節のレシピを教えていただいています。今回のテーマは・・・

いまが旬の「かぶ」です!

かぶの旬は、晩秋から春くらい。
年中ありますが、10月から12月、3月から5月位!

かぶの良いところ
蕪の根元はカリウム、食物繊維が比較的多い位ですね。葉の部分はビタミンA、C、カルシウムが多く含まれています。全体的に抗酸化成分がとても多く、根元は生でいただくと大根と同じ分解酵素が多く含まれていますので、大根おろしもおすすめです。蕪おろしですと、品と滑らかさにおどろかされるのではないでしょうか。笑

おすすめ料理
蕪は大根と違って辛味が少なく、甘味が強く、それでいてアクも少ないので、生でも、デリケートな食材ともとてもよく合います。鯛かぶら、かぶら蒸し、蕪のサラダ、ポトフ―、シチューにもとてもよく合うんです。葉の部分もダイコンの葉と違って、あまりえぐみも強く感じませんので、お漬物、みそ汁、炒めものにも向きます。

そんな“かぶおろし”を味わっていただきたいので、きょうは、かぶと大根、それぞれ生でおろしたものをご用意しました。醤油をちょっとかけて食べ比べしてみてくただい。

スー・小笠原:かぶは、ファーストコンタクトが甘い!!

【下ごしらえ、調理する際のポイントや注意点】

・小蕪…5㎝~前後 緻密で甘味があり柔らかい食感…生、漬物、煮物、炒め物。
・中蕪…7㎝~ 柔らかくて口当たりが良い…小蕪と同じですが、大きくなっていくと皮目のあたりが繊維質が強くなるので、皮をむいたり、皮ごとすり下ろしたりして、かぶら蒸しなどに使うのが向くと思います

かぶって、葉っぱの根元に泥について
葉の部分と根の部分の所に泥などがついていることが多くみられます。もし葉の根元をつけて料理をする場合は葉の根元を長さを少し残してきり、水に丸ごと30分位つけておくと、泥はきれいに落とすことが出来ます。切ってから水につけないほうが旨みも栄養も抜けないと思います

かぶのとろとろポタージュ!

・ポタージュを作る際は、ミキサーを使わないと作れないイメージがありますが、「フォークでつぶす」方法でも作れるんです。まずはご賞味ください!

スー・小笠原:味付けが塩だけとは思えない美味しさ!!夕飯に必ず作ってほしい!!

2人分の材料です。
・かぶ 250g(皮をむいて200gほど)
・牛乳 100㏄
・塩 小さじ1/3
・水 50㏄
・黒胡椒 少々

作り方です。
・かぶは、皮をむいて1センチ角に切る。
・鍋にかぶを入れ、水、塩の半量を加えて蓋をして、中火弱で10分前後十分にやわらかくなるまで煮る。
・蓋を開けて、ゴムベラ、お玉の裏、スプーンなどで細かくつぶし、牛乳、残りの塩を入れて味を調える。
・器に盛り、黒胡椒をふる。
(スプーン、フォークで潰す場合、お鍋に傷がつくことがあるのでご注意ください)

Q:ポタージュはほかの野菜でも同じ作り方ができるんですか?
・ほか、さつまいもでもOK。

Q:葉っぱの部分はどうするのがよいですか?
・栄養がとても高い。特にβカロテン、ビタミンCが多いので、軽く塩でもみ絞りナムル風にしたり、ゴマ生姜などで混ぜ込んで生ふりかけのようにしたり、炒めもの、みそ汁、さっと煮になど全部いただいてほしいです。

ということで、きょうは残った葉っぱを塩で揉んでごま油で和えて「ご飯のお供」を作りました。

スー・小笠原:料亭の〆の味!!

【浜内千波さん】
・浜内さんは徳島県出身。
・1980年から料理教室「ファミリークッキングスクール」を主宰。
・いかに家庭で手軽に美味しい料理を作れるかを、40年以上 伝え続けている、まさに“家庭料理のプロ”!
・「生活は踊る」月曜日の月1レギュラーで、おもに旬の食材を使った簡単料理や季節のレシピを教えていただいています。

(TBSラジオ『ジェーン・スー 生活は踊る』より抜粋)

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