くふうハヤテの顧問が退団 静岡市出身でベイスターズ監督やドジャース傘下のコーチ歴任
■昨年末にGM退いて顧問に就任したばかり 山下大輔氏が退団
静岡市に本拠地を置くプロ野球球団「くふうハヤテベンチャーズ静岡」は、1月31日をもって球団の顧問を務める山下大輔さんが退団すると発表した。退団理由は「大学野球の指導のため」としている。
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静岡市清水区出身の山下さんは清水東高校から慶応大学を経て、1973年にドラフト1位で大洋ホエールズ(現:横浜DeNAベイスターズ)に入団した。プロ4年目の1977年に遊撃手で連続守備機会無失策のせ・リーグ記録を樹立するなど球界屈指の名手として知られ、ダイヤモンドグラブ賞(現:ゴールデングラブ賞)は8度受賞している。
現役引退後は横浜ベイスターズ(現:DeNAベイスターズ)でコーチや監督を歴任。東北楽天ゴールデンイーグルスやロサンゼルス・ドジャース傘下のマイナーでコーチも務めている。
2023年からはウエスタン・リーグへの新規参入が決まったくふうハヤテのGMに就任した。昨年12月にはGMを退任して、顧問への就任が発表されたばかりだった。わずか2か月で顧問を退くことになった山下さんについて、球団は「アマチュア野球(大学)の指導のため」としている。
山下さんはGM退任が決まった際に「一年間の活動を通じて、多くの方々に支えられ、心より感謝申し上げます。これからは顧問として、静岡を応援していきます。引き続き、皆様のご活躍を楽しみにしています」とコメントしていた。
(SHIZUOKA Life編集部)