Disney+「パイン ならず者たち」旋風!主演キャストが25年8月第1週 “出演者話題性”トップ3を独占
8月12日発表の『2025年8月第1週 韓ドラ出演者話題性ランキング』で、Disney+オリジナルドラマ『パイン ならず者たち』の出演者が、堂々のトップ3を独占する快挙を達成した。
同日発表の「韓国ドラマ話題性ランキング」でも同作が2位に5%以上の大差をつけ1位を獲得しており、作品と出演者の両部門を制覇するという異例の結果となった。
この現象は、ネットユーザーからの関心が群を抜いて高いことを示すものであり、SNSやオンラインコミュニティでも同作に関する議論や感想が連日飛び交っている。
そして今回、栄えある出演者部門1位には、圧倒的な存在感と演技力で視聴者を魅了したイム・スジョンが輝いた。
そこで本記事では、話題を独占した『25年8月第1週 韓ドラ出演者話題性ランキング』のトップ5をご紹介する。
(図)Danmee 春の韓ドラ王者は「いつかは賢いレジデント生活」!シリーズの魅力を受け継ぎ堂々の首位
第5位・第4位 ヨム・ジョンア
第5位・4位にランクインしたのは、ヨム・ジョンア。5位はENAドラマ『アイショッピング』(話題性占有率2.54%)、4位はtvN『初、恋のために』(2.68%)での記録だ。
8月12日に最終回を迎えた『アイショッピング』と、8月4日より放送が始まった『初、恋のために』の放送時期が重なったことが、この珍しいランキング結果を生み出したとみられる。
今年、Disney+『ナインパズル』とJTBC『君は天国でも美しい』で同様の現象を経験したソン・ソックの例も記憶に新しいのではないだろうか。
『アイショッピング』では、SH医療財団代表でありながら違法売買・養子縁組組織の首領という闇を抱え、自身も母に捨てられた痛ましい過去を持つキム・セヒ役を熱演。
一方、『初、恋のために』では母性を象徴する40代女性イ・ジアン役を演じ、180度異なるキャラクターでその演技幅を証明。
重厚な人間ドラマから温かなヒューマンストーリーまで、作品ごとに全く異なる表情を見せ、視聴者を引き付けている。
第3位 ヤン・セジョン
話題性占有率5.29%(前週比+2.96%)を記録し、第3位にランクインしたのはヤン・セジョン。
7月16日に公開されたDisney+オリジナルドラマ『パイン ならず者たち』では、リュ・スンリョン演じるオ・グァンソクの甥、オ・ヒドン役を熱演している。
ヒドンは、叔父とともに財宝を追うトレジャーハンターで、生意気かつ好戦的な青年。
ぶっきらぼうな言葉遣いや影を帯びた眼差し、裏社会を生きる貫禄と鬱屈した感情を繊細に表現し、荒々しさと緻密さを併せ持つ新鮮な演技が高く評価された。また、等身大の人間味を漂わせる野暮ったいスタイルが、キャラクターに親しみやすさを与えている。
本作は、2023年公開のNetflixオリジナルドラマ『イ・ドゥナ!』以来、約2年ぶりの主演・出演作。幅広い演技力を持つ俳優としての存在感を、改めて視聴者に印象付けた。
第2位 リュ・スンリョン
第2位は、リュ・スンリョン。今回、前週比+3.4%となる話題性占有率5.36%を記録した。
Disney+オリジナルドラマ『パイン ならず者たち』では、金になることなら手段を選ばない男で、宝の存在を知りそれを手にするために集まった仲間たちのリーダー、オ・グァンソク役を務めている。
Disney+作品への出演は、2023年配信の『ムービング』に続き2作目。クセのあるキャラクターを軽妙さと重厚さを兼ね備えて表現し、物語の軸をしっかりと支えている。
作中では、満たそうとしても満たされない人間の欲望や虚しさがテーマの一つとなっており、リュ・スンリョンはその虚無感や終わりなき欲望を巧みに表現していると高い評価を受けた。
次回作として、JTBC新ドラマ『ソウルの自宅から大企業に通うキム部長の物語』(原題:서울 자가에 대기업 다니는 김 부장 이야기)への主演が決定しており、今後の活躍にも注目が集まっている。
第1位 イム・スジョン
話題性占有率7.64%(前週比+4.72%)を記録し、見事1位を獲得したのはイム・スジョン。
Disney+オリジナルドラマ『パイン ならず者たち』では、金銭感覚に優れ、会長から絶大な信頼を寄せられる妻でありながら、内に強い野心を秘めたヤン・ジョンスク役を演じている。
お金好きな会長の若妻として表向きは献身的に支える一方、心の奥底には計り知れない欲望を抱えた複雑な人物像を、透明感のあるルックスと繊細な演技で描き出した。
彼女にとって本作は、2021年放送のtvN『メランコリア ~僕らの幸せの方程式~』以来、約4年ぶりのドラマ出演であり、主演作でもある。
視聴者からは「存在感が圧倒的」「物語に深みを与える演技」と高い評価が寄せられており、再び女優としての確かな存在感を証明した。
次回作としては『大韓民国で建物のオーナーになる方法』(原題:대한민국에서 건물주 되는 법)への出演が決定しており、今後の活躍にも期待が高まっている。
(ライター/ダンミ 編集部)