兵庫区の老舗銭湯『東湯(あずまゆ)』が6月末で営業を終えるみたい。約70年みんなをホッとさせた場所
兵庫区の国道2号線沿いにある老舗銭湯が、6月末で暖簾を下ろすことになるそうです。神戸市兵庫区三川口町1-1-1
『東湯(あずまゆ)』があるのは、兵庫区の国道二号線の北側。七宮神社から西へ少しいったあたりで、南側にはスーパー「マルハチ」があるところ。
東を向くとガソリンスタンド「エネオス」があって、兵庫駅と神戸駅の間くらいに位置してます。
最近閉店した「みそラーメン さつき」からも東へ歩いて数分の場所。
1956年(昭和31年)から68年間営業してきた銭湯で、寝転べるジェットバスや電気風呂、薬湯などの設備があり、高温サウナは「体感温度100度!?」といわれるほどの特徴。
周囲の住民だけでなく、南に位置する「中央卸売市場」で働く人も汗を流しにきたりする場所だったようです。
最後の営業は、2024年6月30日(日)。
兵庫区の「湊河湯」のように、リニューアルして歴史をつなぐ銭湯も出てきていますが、施設自体が老朽化するのはもちろん、利用する人が減っていたり、燃料の価格が高騰していたり、続けていくのはなかなか厳しい状況があります。
「入浴料支援」や「地域子育て入浴割引」など銭湯へ行きやすくなるような市の施策もあるので、利用しながら銭湯の灯を消さないようにしていきたいですね。