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【速報】8月1日からクロマグロ釣りが解禁!令和6年度の採捕状況と注意点を紹介

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クロマグロ(提供:PhotoAC)

水産庁は令和6年度の8月から9月にかけてクロマグロの採捕を解禁した。この採捕措置は、クロマグロ資源の保護と持続可能な利用を目的としたものだ。この記事では、クロマグロ採捕解禁についての詳細をお伝えしたい。

令和6年度8月のクロマグロ採捕が解禁

水産庁は、令和6年度の8月から9月にかけてクロマグロの採捕を解禁した。この期間中、7トンの採捕上限を超えるまではクロマグロを採捕できる。

7月は単月で7トンの採捕上限だったが、8月と9月は合わせて7トンが上限。採捕した場合は、水産庁のHPからアクセスできる報告サイト、もしくはLINEを用いて報告する必要がある。詳しくは水産庁HPにアクセスしてご確認いただきたい。

8〜9月のクロマグロ採捕解禁(提供:PhotoAC)

令和6年度のクロマグロ採捕実績

水産庁HPによると、令和6年度のクロマグロの採捕実績は以下のとおりである。(令和6年7月24日14時30分時点)

・4~5月:8.2トン
・6月:8.8トン
・7月:10.2トン

合計すると27.2トンとなっている。なお、令和6年度は全体の採捕数量が40トンを超える恐れがある場合、令和7年3月21日までクロマグロが採捕禁止となることが公示される。

今後の採捕数量によっては、10〜12月の解禁期間中であっても今年度のクロマグロの採捕が禁止となる可能性が高い。クロマグロ釣りを計画する場合は、早めのスケジュールを心がけるのが重要だ。

時期別採捕数量について

クロマグロ遊漁のルールを簡単にまとめると以下の通りとなる。

・小型魚(30kg未満)は採捕禁止。釣れたら直ちにリリースすること。
・大型魚(30kg以上)のキープは1人1日1尾まで。1尾キープした後に別のクロマグロが釣れたら、後に釣れたクロマグロは直ちにリリースすること。
・遊漁者は、キープしたクロマグロの重量・海域等の情報を採捕してから3日以内に水産省へ報告すること。
・採捕数量が以下の時期ごとに設けられており、数量を超えるおそれがある場合、その時期中は採捕禁止になることが公示される。
・採捕禁止期間中は、クロマグロを狙ってのキャッチ&リリースを前提とした釣りも禁止。他の魚を狙って釣りをしていてクロマグロが釣れた場合、直ちにリリースすること。

時期別採捕数量(提供:TSURINEWS編集部・藤田)

<TSURINEWS編集部>

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