「2025年 小澤征爾音楽塾オーケストラ」のオーディションが開催
「2025年 小澤征爾音楽塾オーケストラ」出演者のオーディションが開催される。
「小澤征爾音楽塾」は、ローム株式会社の佐藤研一郎社長(当時)と小澤征爾がオペラを通じて若い音楽家を育成することを目的に、2000年に立ち上げた教育プロジェクト。恩師カラヤンの教えである「交響曲とオペラは車の両輪のようなもの」を持論とする小澤が「教えること」に生涯を捧げたもう一人の恩師 齋藤秀雄のスピリットを受け継ぎ、若い音楽家たちとともに学ぶ場として開催している。創設以来、数々の優れた演奏家を輩出し、現在では多くの音楽家が国内外のオーケストラや様々な音楽現場で活躍している。
毎年国内外のオーディションによって選ばれた若い音楽家で結成される「小澤征爾音楽塾オーケストラ」では、サイトウ・キネン・オーケストラのメンバーをはじめとするコーチ陣のもとで指導を受け、世界中のオペラハウスで活躍する一流の歌手や演出家とともにリハーサルを重ね、その成果をオペラやコンサートで披露する。2025年は、3月に小澤征爾音楽塾オペラ・プロジェクトXXI にてヴェルディの歌劇『椿姫』(京都・東京の2都市で開催/指揮ディエゴ・マテウス)、8月・9月には『セイジ・オザワ 松本フェスティバル』にも出演予定だ。
オーディションは東京と京都(京都はヴァイオリン、ヴィオラ、チェロのみ)にて実施。詳細は、「小澤征爾音楽塾公式ウェブサイト オーディションページ」にて確認してほしい。なお、日本国外(中国、台湾、韓国)でのオーディション開催については後日ホームページにて発表予定だ。