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【DeNA】2025年の年俸ランキング 筒香嘉智と山﨑康晃が3億円でトップ、倍増の東克樹が4位に浮上

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(左から)DeNAの山﨑康晃、筒香嘉智、東克樹

牧秀悟が2000万円増で3位

昨季は2年連続となる3位から26年ぶりとなる日本一を成し遂げた三浦DeNA。オフの契約更改でも、年俸2億円以上の選手が前年の3人から5人に、1億円以上も9人に増えるなど、日本一効果ともいえる暖冬更改となった。

外国人選手を除く2025年の年俸ランキングトップ10は以下の通り。

■2025年 DeNA年俸ランキングトップ10

1位 筒香嘉智 3億円(±0)
1位 山崎康晃 3億円(±0)
3位 牧秀悟  2億5000万円(2000万△)
4位 東克樹  2億1000万円(1億500万△)
5位 宮﨑敏郎 2億円(±0)
6位 佐野恵太 1億7000万円(1500万△)
7位 桑原将志 1億2000万円(±0)
8位 石田健大 1億円(±0)
8位 森原康平 1億円(4300万△)
10位 伊勢大夢 9250万円(1750万▼)

※()内は前年比

トップは3億円で筒香嘉智と山﨑康晃。筒香は昨季4月に5年ぶりに古巣へと復帰した。成績は57試合で打率.188、7本塁打、23打点。7月に左肋骨の疲労骨折などで離脱を強いられるなど不完全燃焼に終わったが、日本シリーズでは22打数6安打、1本塁打、6打点と勝負強さを発揮し、“下剋上”日本一の立役者となった。3年契約の2年目となる今季はフルシーズン中軸としての活躍が期待される。

山﨑は2022年オフに6年契約を結んでおり、現状維持で更改。プロ10年目の昨季は不調で2度、二軍調整となり、自己最少となる38登板にとどまり、3勝5敗4セーブ11ホールド、防御率3.35の成績だった。通算250セーブまで残り19セーブに迫っているだけに、今季は自身の投球を取り戻し、守護神としてチームに貢献したいところだ。

3位は2億5000万円で牧秀悟。キャプテンとしてチームを引っ張った昨季は、リーグ3位の打率.294、23本塁打、チームトップの74打点をマーク。日本シリーズでも一発を放つなど日本一に大きく貢献した。2000万円増となった今季も悲願のリーグ優勝に向け、主軸として打線を牽引する。

エース東克樹が1億円超の大幅アップ

4位は2億1000万円で東克樹。昨季は26試合に登板し、13勝4敗、防御率2.16をマーク。両リーグトップとなる183イニングを投げ、2年連続二桁勝利を挙げる大車輪の活躍で、昨季年俸から倍増の1億500万円アップを勝ち取った。今季もエースとして投手陣をけん引する。

5位は宮﨑敏郎で2億円。プロ12年目の昨季は負傷離脱がありながらも125試合に出場、主にクリーンアップを務めて打率.283、14本塁打、56打点と存在感を示した。6年契約の4年目、37歳を迎える今季も安定感のある打撃で打線を支える。

6位は1億7000万円で佐野恵太。昨季途中に国内FA権を取得し、このオフの去就が注目されたが、権利を行使せず残留を決断。今季から出来高払いを含む総額6億円規模の3年契約を結んだ。2020年に首位打者、2022年には最多安打のタイトルを獲得した男が、今季もバットでチームを勝利へ導く。

7位は桑原将志の1億2000万円。プロ13年目の昨季は106試合に出場して打率.270、5本塁打をマーク。日本シリーズでは全試合でヒットを記録するなど打率.444、1本塁打、9打点でMVPに輝き、日本一に大きく貢献した。4年契約の最終年となる今季もプレーだけでなく、精神的支柱としてチームを支える。

“胴上げ投手”森原康平が大台到達

8位は1億円で石田健大と森原康平の2人が並んだ。2023年オフに4年契約を結んだ石田は現状維持で契約を更改した。昨季は6月に左肩の肉離れで戦線離脱。その後は一軍復帰を果たせず、自己最少となる6試合の登板にとどまった。名誉挽回を期して今季に臨む。

森原はプロ8年目の昨季、抑えとしてチーム最多の58試合に登板し、2勝6敗29セーブ11ホールドを記録。3勝2敗で迎えた日本シリーズ第6戦でも9回を締め、日本一の胴上げ投手となった。年俸も4300万円の大幅アップで大台の1億円に到達。今季も守護神としてフル回転の活躍でチームに勝利を届ける。

10位は9250万円で伊勢大夢。昨季は37試合に登板して2勝3敗、18ホールド、防御率3.62の成績に終わり、1750万円ダウンとトップ10の中で唯一のダウン更改となった。プロ入り後はブルペンを支えてきたが、今季から先発に挑戦。5年間で238試合に登板してきた絶対的セットアッパーが不退転の覚悟で新シーズンに臨む。

※金額は推定

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記事:SPAIA編集部

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