グリップの握りは右手と左手の握りを無理に揃えてはいけない理由とは!?【飛距離が30ヤードUPするドライバーの教科書/吉田直樹】
絶対NG!非効率スウィング
【グリップの考え方】右手と左手の握りを無理に揃えてはいけない
左右バラバラでもOK
グリップにはスクェア、ストロング、ウィークの3種類の握り方があります。どの形で握るときも、両手の握り方は揃えなければいけないと思っている人が多いと思いますが、これも勘違い。特に合わせる必要はないのです。実際、トッププロでも、「左手はストロング、右手はウィーク」という選手がいます。ただし、握り方によって打ち方(厳密に言うと、テークバックでのクラブの上げる方向)が変わってきます。いずれにしても両手の握りを揃える必要はないということを覚えておきましょう。
今どきのドライバーに合うのは、左手ストロング、右手はスクェアかややストロング。しかしこの形が絶対ではない。
【POINT】左手ストロング右手ウィークもあり
世界のトッププロの中には、左手はストロングで握っていて、右手は真上から握っている選手もいる。
上から握る
ウィークグリップのときの右手の形。右手がこの形だと、左手も正面からナックルが見えないくらいウィークに握れと言われるが、左手がストロングでも右手を上から握るのもOK。
横から握る
スクェアグリップのときの右手の形。右手の親指と人さし指でできるV字が右肩を指す。最もノーマルな握りだが、左手はストロング、右手はスクェアに握っているゴルファーも多い。
下から握る
左手がストロングの場合の右手のオーソドックスな形。ヘッドが大きい今どきのドライバーにはマッチした握りだが、スウィングによって合う、合わないがあるので、必ずしもこの形で握ることはない。
【出典】『飛距離が30ヤードUPするドライバーの教科書 もうドライバーで悩まない!』 著:吉田直樹