眼下に広がる田園と日本海の四季と大ボリュームのフルーツパフェ【東福寺野倶楽部】--富山県滑川市
年末年始の気分も終わり、再び日常に戻りつつあります。長かった冬休みの反動で日々のモチベーションが上がらないという人もいるかもしれませんね。
今回は、そんな日々の暮らしにちょっと彩りを与えてくれる甘~いご褒美。目の前に広がる美しい景色に癒されながら、フルーツたっぷりのパフェを食べられる小高い丘の上のカフェを紹介します。
四季折々の滑川の自然に癒される丘の上のカフェ
富山県滑川市の山あい。平野部から木々が茂る県道を東福寺野自然公園へ向けて車を進めると、左手に「東福寺野倶楽部」が見えてきます。
周囲の自然になじむロッジのような外観。店の前では店主による手作りだというアニメ映画のキャラクターを模したロボット兵が出迎えてくれます。
西向きに開けた富山平野を臨むため、晴れている日には富山湾や能登半島を一望。水平線に沈んでいく夕陽をゆっくりと眺めることができます。
春や夏には木々のまぶしい緑や水田、秋には紅葉、冬には雪と鉛色の海のモノクロームの世界…四季折々の素晴らしい景色を見ながら落ち着いた時間を過ごせます。
今の季節は薪ストーブの火が店内をあたためてくれ、心までぽかぽか。静かな癒しの時間を提供してくれます。
ボリューム満点のフルーツパフェ
そんな「東福寺野倶楽部」で人気なのが、パフェ。
店を創業した25年前はパフェを提供するカフェや喫茶店が今ほど多くはなく、客に喜ばれたそう。
提供されているパフェは3種類で、通年でマンゴーのパフェが楽しめるのと、5~12月ごろの間はメロンのパフェ、そして12~5月の今の時期はいちごのパフェを食べられます。
パフェひとつに1パック分! たっぷりいちごのパフェ
「東福寺野倶楽部」のパフェの最大の特徴は、その大きさ。
大、小ふたつのサイズがありますが、小でも高さ25cmほどと、かなりボリュームがあります。
コーンフレークやアイス、ビスケットなどの上には、たっぷりのいちご。
いちごは博多産のあまおうで、パフェひとつにおよそ1パック分のいちごを使うんだとか。
赤く、つやのあるいちごは、甘みと酸味のバランスがよく、アイスやホイップクリームとの相性も抜群です。
かなり大きなパフェですが、甘すぎずさっぱりとしているので、ぺろりと食べられます。
じっくり味わいたい自家製ピッツァなどのフードメニューも
パフェだけでなく、パスタやピッツァ、カレーなどの食事も楽しむことができます。
季節の食材を使ったフードはどれも、窓の外の景色と一緒に四季をじっくりと味わいたくなるものばかりです。
写真は、ナスとベーコンのピッツァ。パリパリッと香ばしく焼かれた生地に、スライスされたナスとベーコン、そしてチーズがたっぷりとのっています。ピリッと辛さのあるマヨネーズもアクセントに。サクッとした生地とトロッとみずみずしいナスの食感の対比もおいしく楽しめます。
いちごパフェと同様、季節限定でラインナップされているグラタンもあり、寒い日にはぴったりの味わいです。
ギュラリー、工房としての顔も
「東福寺野倶楽部」はカフェだけでなく、工房、ギャラリーとしての顔も。店内には陶器のカップや器、絵画が飾られ、購入することもできます。
店で実際に使われている食器も販売されているので、実際の使い心地やなじみ具合を確かめた上で気に入ったものを持って帰ることができるのはうれしいですね。
【東福寺野倶楽部】
住所 富山県滑川市田林1番地東福寺野公園通り
営業時間 10:30~20:00(L.O. 19:00)
定休日 月・火曜