杉浦紀子バトンスタジオ 平久井・齋藤ペア世界大会で準V 観客魅了し、躍動
港南区港南台の杉浦紀子バトンスタジオ(杉浦紀子主宰)に所属する平久井愛由さん(26)と齋藤晟さん(19)が8月上旬にスウゥーデンで開催されたバトントワーリングの世界大会(フリースタイルペアシニア部門)に日本代表として出場し、準優勝となり銀メダルを獲得した。
平久井・齋藤ペアはIBTF世界フリースタイル・リズミックトワール選手権大会の18歳以上が参加するフリースタイルペアシニア部門に出場。フリースタイルは課題曲ではなく、自由曲で演技する高度な技術や表現力が求められる種目。アメリカやイタリア、フランスなどの代表20ペアが参加し、世界一を争った。
ジャズバイオリニストの寺井尚子の「ジェラシー」という曲で出場。予選を難なく通過し、ファイナルへ。二人の演技に歓声が沸いたが結果は準優勝となった。平久井さんは「私と晟くんにしか表現できない『ジェラシー』を世界に届けることができた」とし、齋藤さんは「大スターの気持ちで表現した。次の目標に向けて頑張る」と語った。杉浦主宰は「私にとっては世界最高のペア」と賛辞を送った。