【四ツ溝柿】渋抜きをしたら糖度17〜20度!スイーツのように甘い旬を迎える柿/静岡市
静岡県東部の長泉町で、今まさに旬を迎えているのが『四ツ溝柿』。
柿の王様とも呼ばれるほど、とても甘くてジューシーです。
長泉町元長窪にある「下山農園」で育てている『四ツ溝柿』は愛鷹山麓原産といわれていて、静岡県が栽培面積日本一を誇ります。
11月から12月の初旬が旬で、毎日収穫に追われています。
その名の通り4つの溝があることが特徴。横からみると可愛らしいハート形をしているんです!
『四ツ溝柿』を甘く育てるために大切なのが寒暖差です。
下山農園 下山祐一さん
「ここは愛鷹山から下がった地域にあり、秋口になると、寒暖差も出るような場所になります。」
下山農園 下山祐一さん
「反射シートをかけることで、日の中の日照りで温度を上げて、夜になると日照りがないので、そうすると寒暖差をより増すという効果があります。」
収穫したての柿は、容器に入れ、炭酸ガスで充満させて3日間置くことで渋が抜けます。
カットするとさらに可愛らしいハート形が。
渋を抜いた柿は糖度17度〜20度。通常の甘柿よりもさらに甘い、スイーツのような柿なんです。
さらには『干し柿』も作っています。
添加物が一切入っていないためお子さんにもオススメです。この時期、地元の「直売所」でも主役はやっぱり『四ツ溝柿』。
地元の人
「甘くて渋みもなくて、子どもも結構喜んで食べてます。」
地元の人
「小さいときの味ですね。これを食べるとホッとする。生きてるなって感じがします。」
今年の6月から、ふるさと納税の返礼品にも登録されました。
この時期の楽しみに、いかがですか?