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家中に出没する「謎の生き物」……10歳息子の力作に仰天

おたくま経済新聞

家中に出没する「謎の生き物」……10歳息子の力作に仰天

 子どもが大好きな「きかんしゃトーマス」も、マジックと紙粘土でちょっといじればあらビックリ!ホラーゲームのボスキャラに早変わりです。

 Xユーザーの「Nana」さんの息子さんが作った「恐怖の生き物」が話題を集めています。

【横から見るとより怖い】

■ 日常会話がきっかけで生まれた“謎の生き物”

 Nanaさんが「息子が作った恐怖の生き物、、料理中の私をじっと見てくる」というコメントとともに投稿したのは、きかんしゃトーマスの顔に手足が生えた謎の生き物。

 傾いた顔と、どこか見下ろすような黒目がちの瞳。なにかの食べ残しがついたまま微笑む口元、屈強な体つき……。横から見ると首がなく、体に直接顔が埋め込まれていることが分かり、さらに怖さが増します。

 ホラーゲームのボスキャラとして登場してきてもおかしくない風貌の“生き物”を生み出したのは、コメントにもある通り10歳の息子さん。

 トーマスラムネのパッケージに紙粘土で肉付けをして生み出したものだそう。

 きっかけはNanaさんと息子さんの何気ない日常会話。トーマスラムネのフタが転がっているのをみて「ちょっと怖いよね〜」と話したことだそう。今まで全く気にしたことはなかったですが、確かにトーマスラムネのフタ、怖いですね……。

 後日再びスーパーでトーマスラムネを見つけた息子さんは「これで怖いものつくる!」と宣言し、黙々とこの“恐怖の生き物”を作ったのだそうです。

 制作にあたってこだわったのが「マジックでトーマスの顔を塗ってホラー感を増したところ」とのこと。目や口に追加された黒さが、よりホラー感というかサイコ感を強くしています。普通に夢に出てきそうです。

 息子さんの工夫について「これを『墨入れ』と言うのだと、リプライをいただいて初めて知りました」とNanaさん。どうやらプラモデルの塗装などに使われる、精密感・リアル感を出すための技法を、息子さんは無意識にやっていた様子。才能がこぼれでていますね。

 保育園児のころから粘土での工作が好きだったという息子さん。支援学校や自宅などでさまざまな工作を楽しんでいるそうです。

 そんな息子さんは春頃、1970年の大阪万博に展示されたことでもおなじみ「太陽の塔」にどハマり。「岡本太郎の作品を見てインスパイアされたのか、色々な形の“太陽の塔もどき”を作成していました」とNanaさんは話します。

 岡本太郎インスパイアと聞くと、息子さんがこの“謎の生き物”をどう発想したのかが一気にクリアになりますね。

■ 投稿日はキッチンに出没「料理してると目が合う」

 実はこの“謎の生き物”が生まれたのは半年ほど前のこと。それ以来、息子さんが持って歩くのか、家のあちこちに出没するのだそう。そんななか、画像の投稿日にはキッチンカウンターに現れたのだとか。

 「料理していると目が合うんですよ。悪いことをしているわけではないのに、じっと見張られているような気持ちになりました。笑」(Nanaさん)

 家中を移動しまくるなんて、ちょっと本当にホラーゲームじみてきました。息子さんに申し訳ないですが、電気をつけてこの“謎の生き物”が転がっていたら、ちょっとどころかかなり怖いです……。

<記事化協力>
「Nana」さん(@nana04210410)

(ヨシクラミク)

Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By YoshikuraMiku | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2025053102.html

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