映画『エニシング・ゴーズ』タップシーンが解禁 アンバサダー・城田優が主演サットン・フォスターの魅力を語る
アメリカ・ニューヨークのブロードウェイ舞台を特別撮影し、日本語字幕付きで上映する「松竹ブロードウェイシネマ」。2025年10月31日(金)公開の『エニシング・ゴーズ』の本編が一部解禁となった。
豪華客船に乗り合わせたのは、ナイトクラブの歌姫、結婚を控えた実業家、犯罪者とその情婦など、多彩な旅客たち。恋のすれ違いや、ギャングの変装などドタバタ劇がテンポよく展開する本作。今回解禁となったのは、タイトルにもなっている名場面「エニシング・ゴーズ」のダンスシーン。キャスト全員が舞台に集結し、タイトル曲「Anything Goes」に合わせて圧巻のタップダンスを披露。まさにエニシング・ゴーズ=“なんでもあり”のタイトル通り、自由な世界観を体現する瞬間で、観客のボルテージが最高潮に達するステージだ。
また本編映像後半では、「松竹ブロードウェイシネマ2025秋」公式アンバサダーに就任した城田優のコメントも到着。本作『エニシング・ゴーズ』の主演であるサットン・フォルターのことを、「主演のサットン・フォスターは誰が見ても看板女優。“主役”というオーラを纏った素晴らしい女優さんであることはもちろんのこと、僕が印象的だったのは、これこそ(映画は)ヨリがあるから分かることだと思いますが、表情がサットンさん自身が笑っているのか、役柄のリノとして笑っているのか、けっこう分からない豊かな表情というのが魅力だなと思います。例えば、一番のラストで(詐欺師の)ムーン役とタップをしたりジョークを言ったりしているシーンで(サットンさん自身が)笑いのツボに入り本気で笑っている感じにも見えるのですが、(役としてなのかな?)どっちなんだろう?と、思わず役者である自分が想像してしまうくらいナチュラルに演じられていて、リノとして演じているようにも、思わず吹き出してしまった役者にも見える。どっちにしても面白いなぁと。とにかく明るいこの「エニシング・ゴーズ」という、<何があっても別にいいぜ!>というメッセージ通りの表情というか、天真爛漫な感じが、(御本人が身に纏っている)いつものオーラと違う、そこからはみ出していく人間らしさだったりとか、茶目っ気みたない物が魅力だと思います」と語っている。
松竹ブロードウェイシネマ2025秋『エニシング・ゴーズ』
また、映画コメンテーター LiLiCoからのコメントも到着した。
映画コメンテーター LiLiCo
楽しく豪華客船に乗りました!
そんな気分になる贅沢なミュージカル。
登場人物が全員個性的で、楽曲も素晴らしい。
個人的にはムーンフェイスがツボで、
悪がここまで立っていて笑えるのも珍しい。
歌とセリフのバランスや踊りも圧巻!
生はもちろん、こうして細かい表情や衣装、
舞台演出の展開までも感じ方が違って見えます。
この映画版を見れば生のミュージカルの世界が
更に興味深く、面白くなります!