道の駅 7月7日オープン 茅ヶ崎市が公式発表
湘南地区初となる道の駅「湘南ちがさき」(茅ヶ崎市柳島)の開業日が7月7日になると発表された。3月25日に市役所で行われた道の駅から発信するオリジナルブランド「Choice!CHIGASAKI」認定式で明らかにされたもの。佐藤市長は「湘南茅ヶ崎の魅力を発信する拠点としていく」と話した。
道の駅整備事業は、2015年にさがみ縦貫道路(圏央道)が開通したこと、20年に東京五輪・パラリンピックが控えていたことから計画がスタートし、当初は19年の開業を目指していた。しかし、コロナ禍などで2度にわたって延期されていた。
スローガンは「ALOHA湘南初!茅ヶ崎発!潮風薫る”ちがさき愛”いっぱいの交流拠点」。観光情報の発信と地産地消の推進、農畜水産物等の販売に加え、防災拠点となる新しい形の道の駅になるという。
施設の設計コンセプトは「茅ヶ崎の誇りと魅力をつなぎ、地域のブランドシンボルとなるゲートウェイとしての道の駅」。利用しやすい立地特性を生かし、茅ヶ崎のブランドを作り上げる場をめざす。
神奈川県との一体型道の駅として整備され、県所有と市所有の土地で構成。市所有部は地域振興施設、駐車場、交流広場、ドッグランを、県所有部は駐車場、道路情報発信とトイレを兼ねた休憩施設が整備される。
また、太陽光パネル等を活用し、竣工段階でエネルギー削減が高い建物への認証である、「NearlyZEB」(基準建物の年間消費エネルギーマイナス75%)を実現。市の公共施設では初取得となっている。
新規8品目追加
Choice!CHIGASAKIの第2回認定品認証式では、新たに8品目が追加。事業者に佐藤市長とレインボーキッズ(青少年海外派遣団員)から認定証が手渡された。また当日は市役所前庭に特設ブースが設置され、来庁者らが認定品目の試食など楽しんでいた。