凶悪事件に備えよ 区内コンビニで強盗訓練
都筑警察署と県コンビニエンスストア防犯対策協議会が1月21日、セブンイレブン横浜牛久保東1丁目店で「官民合同強盗対処・特殊詐欺防止訓練」を実施した。
訓練では、警察官が強盗犯人役を演じ、店員らは、犯行時の対応方法を確認したほか、110番通報や警察官への状況説明などを行った。また、参加した店員らはカラーボールの投てき訓練も実施。「意外と難しい」などの声があがった。
同店オーナーの田中寛顕さんは「偽物と解っていても、実際に刃物を向けられると恐怖で、うまく立ち回れなかった。日頃から対応方法の確認などが必要」と語った。
同会の吉田浩一会長は「一番大切なのは、身の安全。各店に設置されている非常警報器具の使い方を把握しておいてほしい」と呼びかけた。
同署生活安全課の蒔田克課長は、強盗事件の際の適切な対応を呼びかけたほか「区内でもSNS型、ロマンス詐欺の被害が後を絶たない。高額なプリペイドカードを購入しようとする人がいたら、警察に一報を」と話した。