【信頼回復に努めて参ります】新潟県警が職員2人を懲戒免職処分、11月に酒気帯び運転で車2台と衝突する交通事故を起こす
処分を受けた巡査長が酒気帯び運転をして、事故を起こした現場(新潟市西蒲区)
新潟県警察本部は12月20日、同日付で警察職員2人に対して懲戒処分を行ったと発表した。
処分を受けたのは、警察署に勤務する男性巡査部長(61歳)で、処分内容は免職。
処分を受けた巡査部長は、10月19日20時30分ころ、新潟県内において、被害者が断ることが困難な状態にさせ、わいせつな行為を行った。
また、同じく処分を受けた警察署に勤務する男性巡査長(32歳)の処分内容は免職。
処分を受けた巡査長は、11月11日16時43分ころ、普通乗用自動車を運転し、新潟市中央区笹口地内の駐車場から発進し、運転開始前に飲んだ酒の影響により、前方注視および運転操作に支障が生じる恐れがある状態で自動車を運転した。
そして、11月11日17時17分ころ、新潟市西蒲区旗屋地内において、酒気を帯びた状態で普通乗用自動車を運転し、普通乗用自動車2台と衝突し、最初に衝突した運転手にけがを負わせた。
新潟県警の松川寛治主席監察官は「警察官による非違事案について、捜査・調査を尽くした上で厳正に処分いたしました。今後は厳正な規律保持を目的とした職務倫理教養のあり方などについて不断の見直しを図り、信頼回復に努めて参ります」とコメントしている。
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